昼から、本町廻りである。
駐在先に戻って四ヶ月で八回目。
ココひと月の間で七回目である。
あんまりグチるんはええコトや無いケドも
正直、勘弁して欲しい(怒)。
朝の段階で、憂鬱になりそうな報告を受けた。
「コレ、昼からの分ですわ!」
山盛りのファイル。
その中には、午後から休むヒトが廻る
(従来の本町の担当者)
訪問先と同じビルにあるにも関わらず
昼からの作業に回してるモンも幾つかあった。
いつもやったら…
「ココに行くんやったら、近くにあるコイツも…」
っちゅうカンジで、翌日以降に
先延ばし出来る訪問先の仕事も片付ける気を持つんやケドも
さすがに、そんなモチベーションは皆無になった。
正直、アホらしい。
それに、丸投げ状態で押し付けられた上に
朝、カオを合わしてるのにも関わらず
ヒトコトもコトバ無し。
ワシが最も嫌う人種である。
仕事上の相棒のコも…
「もうええやん!」
っちゅう風に言うてくれたさかいに
今回に限っては、最低限のコトだけをするコトにした。
せやケドも、それが結局正解やった。
っちゅうのも、午後、出掛ける前にもうひとつ
悲劇の報告があった。
「自転車がパンクしたらしい。」
「………。」
「もう一台の自転車もチェーンがすぐに外れるみたいや。」
「……………。」
その時点で、最悪の場合の覚悟を決めてた。
追加の仕事が今日中に済まさんとならんさかいに
正式に、先延ばし出来る案件の持参を断った。
本町に到着。
予備の自転車に跨がったモノの二漕ぎ程で
チェーンが外れた。
「よっしゃ! やったろやないかい!」
そこから、二時間十六軒の
"労働(ロード)ワーク"が始まった。
幸い、お盆の時と違て気温が低かった。
前半、体力の保つトコまで走るコトにした。
なんぼ、気温が夏の割に低いっちゅうても
走ったら汗が吹き出て来る。
しかも、単車に乗るコトを前提にして
足元は安全靴で、腰にはベルトポシェットを装備。
ココで、書いてたら些か大袈裟な
表現になってるかも知れんケドも
案外、サクサクと仕事を進めれてた。
終盤に軒と軒の間の距離が間延びしたトコから
歩き出したっちゅうコトで、作業ペースが落ちたケドも
予想してた時間通りかちょこっと早いペースで
本町駅に戻れた。我がでビックリした。
どれだけの距離を動いたんかは正直なハナシ
ちゃんと測る気も無いさかいに判明らんケドも
こないな目標を建てたら、なんとなく達成感があったりする。
せやケドも、本音言うたら
ええ加減にして欲しい。
書類に羽根が生えて勝手に処理されに行くワケや無い。
ワシがやらんでも、必ず"ヒト"が訪問先に
足を運ばんコトには、処理がなされるコトは無い。
事情を聞かされてて、それに関しては
しょうが無いコトやし、受け入れんとは言わんケドも
代わりにやるヒトっちゅうのは
テリトリー外の仕事をする為にテリトリーの仕事を
犠牲にして時間を割いて、穴埋めするワケである。
せやさかいに、それに対してなんらかのコトバを掛ける
っちゅうのは、仕事を託すヒトのモチベーションを保つ上で
必ずやらんとならんコトやとワシは考える。
せやケドも、今までヒトコトも貰て無いワケである。
ホンマはココでグチるのもアンフェアなんやケドも
辛抱し切れんモンがあるのが本心である。
まぁ、ジムに行く元気も無くなった程
肉体を鍛えるコトは出来たケドも…
ただ…
腰痛を悪化させたんも、前の職場を止めた理由のひとつである。
六月には、古傷やった左の膝もまた傷めてる。
そんな中で、今日ココまでやれたんは
正直、私的には感無量になる程のモンがあるケドも
この疲労がどこまで引き摺るかっちゅう不安もある。
そんなコトを、そのヒトに訴えるつもりは無いケドも
正直、責任感の有無っちゅうコトに関しては
かなりの疑問を持ってしまう。
手本を示すべき年代の人間が、コレやったらアカンやろ!
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