キャッチャーミットを手に入れた。
当初、某オークションサイトでの購入を考えてた。
その為に目を付けた商品の現物を確認する為に
淀屋橋に有る某有名用品メーカー"M"の直営ショップに行った。
そこでタマタマ、うれしいカンバンを目にした。
"野球用品特別展示即売会実施中!"
「安いモンがあったら考えようかなぁ。」
そんな甘いキモチを持って覗いてみた。
そしたら、オークションサイトで目を付けたミットもあった。
早速、値段を見てみる。ホンマに安い!
定価\13,650のモンが\8,190になってる。(いずれも税込み)
\5,000近く値引きされてた。即行でレジに持って行った。
半ば"勢い"いや、勢い以外の何物でも無い。
店を出てから、早速ショップの紙袋から
ミットを取り出してバス停のベンチに座って
手にはめてパンパンと叩く。
周りの他人から見たら、タダの怪しいオッサンである。
その後、用事で出歩いてた為に帰宅が
日付けが変わってたんやけども
それにも拘わらず、硬球を手にしてまたパンパン。
小学校五年生の時やった。
父親にキャッチャーミットを買うて貰たコトがあった。
その時の記憶っちゅうのは一日も忘れたコトが無い。
野球がヘタクソでキャッチボールをしても
タマを怖がって、満足に捕球が出来んかったワシに
姉貴と二人で捕れる様になるまで根気良う面倒見て貰た末に
やっとこさタマが捕れる様になってキャッチボールが
面白くなって来た頃に、ワシをしゃがませて
容赦なく全力投球する様になって来て
そのタマをなんとかフツウにタマを捕れる様になった頃やった。
6月の昼間、ガッコから帰って来たら
夏場で使わん様になて被せモンをしたストーブの上に
ハダカのまま"コロン!"と真新しいミットが置いたぁった。
"欲しい!"っちゅう風に言い続けたんで
ものごっつう嬉しかった。
そのミットは、短大時代にゼミメートに
貸した時に失くされてしまった。
その時はなんとも言えんキモチにはなったケドも
簡単に許してしもた。
"しゃぁないなぁ"と思うしか無かった。
それがその4年後に父親が亡くなった後で
グローブとか野球用品を見てもミットだけ無いのを見て
"虚しさ"や"やるせなさ"が込み上げて来た。
こうやって、キャッチャーミットを
我がで手に入れれる様になったんは父親の存在が
あったからこそである。
今回はあの時の反省をココロに刻み込んで
ボロボロになるまで使いこなしたい。
次は、ワシのバットとタマを受け止めてくれる
すばらしい"ミット"を手に入れんとならんなぁ(アホ)。
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