Born Free

"笑顔"っちゅう名の"パンデミック"


前日の試合終了後、常連ミーティングでかなり重い空気が流れた。

みんなと離れた後、"祥福"で独り湯船に浸かり乍ら
何が悪いんかなぁとワシなりにも考えてみた。

「とにかく考えれるコトは試してみよう!」

この日、団長が仕事で遅れるっちゅうコトで
申し訳無いコトを承知の上でアレコレと
独りで考えてみたコトを実践すべく、お節介をさせて貰た。

まずは、席の配列を今年から変えてたんを
昨年の声出し班をなるべく密集させた配列に戻って貰う。

応援リードも団長が遅れるっちゅうコトを逆手に利用し
出来る人間で持ち回り、変化を付ける様にした。

それと留意したんは…"雰囲気作り"。
点が取れんでもなるべく周囲が明るさを失くさん様にしてみたかった。
次の回にリードを執ったヒトがイニングを終えた時に
点が取れんでも"ハイタッチ"を貰いに行ったりして
"連帯感"を生み出すコトで、周りを和ましたかった。

ぢつは、その前に考えてたコトが3つあった。

ひとつは、団長が来るまで何もしない。

コレは前日まで…

「住之江で勝つまで、リードは独りでやりたい!」

っちゅうコトやったさかいに、それやったら
団長が来るまで、旗振りも含めた応援活動も一切やらずに待つ。
っちゅう、ある種の"懲らしめ"的な意味やった。

コレを別のその時来てたヒトに相談したら…

「それをやったら今の彼やったら、マジでヘコむでぇ~(笑)」

ワシもこれは出来たら避けたかったさかいに止める。

もうひとつは…

ワシがワザと終始"ガチモード"に徹し
周りを寄せ付けん位のオーラを出す。

いわば、"反面教師"戦術。

コレは、タダで無うても一部ではワシに対するバッシッングもあるさかいに
ホンマに住之江に出入り出来んコトになるんで
それだけはものごっつう寂しいさかいにやりたく無かった(笑)。

それと、この日の試合開始前のみんなのカオが
わりかし明るかったし、雰囲気的にも…

「今日は何もせんでも勝てるんちゃうか?」

っちゅう気がしたさかいに、フツウに去年のカタチに戻すんがええかなぁと思た。

そうこうしてるウチに、三回に我らの"団長"登場!
彼も色々悩んで出した答えが、ワシらと同じやったみたいで
このカタチに自然と身を任せてくれた。

こうなったら、負ける気がせんかった。

結果、五回裏に崔選手の3ランホームランを皮切りに
"いてまえ打線"が爆発し六点を先取し、9-3で快勝!

スタンドの雰囲気も、みんなええカオで笑てたし…

「やっぱコレやなぁ…」

っちゅうのを感じた。

昨年、球団のブログで…

「"笑顔のパンデミック"…を」

っちゅうコトを話題にしたコトを綴ってたんを思い出した。

ひとつの笑顔が、もうひとつ笑顔を呼んで
その雰囲気がスタンド全体に広がって
それが笑うコトが出来んやろうが、グラウンドでの"やる気"を呼ぶ。

このカタチがこのチームにはいっちゃん似合う。

そんなコトを思い返した。

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