ちょこっと遅めの更新をお許し下さい。
（まぁ、アクセス数も順調に減り続けてるコトやし…爆）
仕事からの帰り道にいつもとちゃう道を使て帰った。
クルマの行き交う音に紛れて、マイクで拾たヒトの歌声がしてきた。
「あぁ、今は『盆踊り』の時期やなぁ。」
その時、流れてた音頭調のモンがそうやったかは
ちゃんと聴いたワケやないさかいに判明らんケド
その時、思わず口ずさんだ曲があった。
生まれも育ちも大阪市内の『こてこてのなにわっ子』の
ワシの『ムネ打つビート』、それは…！！！
『河内音頭』
ワシがガキの時は、地区の『盆踊り』っちゅうんが
2~3日続けてやってて、小学校のグラウンドに櫓を組んで
小学校の前にある児童公園に、夜店が建ち並んでて
ごっつう賑やかにやってた。
（夜店目当てで、隣近所の町を
『盆踊りのハシゴ』っちゅうのもやりました。）
その中で、ホンマに僅かやけど
おっちゃんやおばちゃんに紛れて踊ってるガキが居った。
もちろん、いうまでもなくそこには大概ワシの姿もあった（苦笑）。
せやけど、ワシらガキが全部の曲を
踊ってたかっちゅうたらそうやない。
『河内音頭』が流れたら、ガキ連中も集まってっちゅうカンジやった。
そこで、どっからどう廻って来てそういう風になったんか判明らんケド
この踊りにはいろんな『パターン』っちゅうのが我が地区では存在した。
一番ベーシックな『河内音頭』（フツウのヒトや子供向け）
ちょこっと難しい『河内音頭』（おっちゃん・おばちゃん向け）
スキップみたいな、独特なステップを使て
『イケイケ』に踊り廻る『河内音頭』
（ちょこっと『ヤンキー』な、おにいちゃん・おねえちゃん向け）
っちゅう具合である。
全くを以って不思議なハナシである。
普通の盆踊りと同じように櫓の廻りを踊り乍ら周回する
っちゅうパターンは一緒やけども、『河内音頭』の時だけは
事情がちょこっと変わって来る。
参加するヒトが多いさかいに、櫓廻りのヒトの列は2列になり
更に、その内側の櫓の袂に新たな『イケイケ連中』の列が出来る
っちゅう、そんな有り様である。
その『イケイケ連中』の列が今思っても凄くて
あれは、『踊る』っちゅうより『走り廻る』っちゅうカンジなんやけど
ベースになってるモンはキッチリと『河内音頭』になってる。
ワシが盆踊りに通ってた、10年以上の間
それがちゃんと代々、自然に受け継がれて行ってた。
よう考えたらごっつうスゴイと思うんやけどなぁ。
そんだけ、なにわの老若男女に親しまれてる『河内音頭』
やっぱり、なんぼトシを重ねて色んな音楽聴いてても
どっかに『なにわっ子のHEART BEAT』として
ムネに刻まれてるんやないかなぁ。
っちゅう風に思てるんはワシだけかなぁ？（苦笑）。
