雑談(高齢者のプライド)

2009-12-15 18:12:52 | 正しく愛す
体験の数は学習の数ですから、年長者のプライドにはそれなりの理由がある
だけど、
年長者であることと事の善悪・正誤は、必ず関わりがあるわけではない。


実際は高齢者に限りませんが、
特に・・・特に、歴史や政治などは激しく火花が散ります。

自分の体験や知識に相当な自負があり、他人に批判されると
非常に腹が立つ・・・そういう人のプライド

ネットなどの文章に突っ込みを入れると、激しく応酬してきます。
そういう方には
現実社会の対話とは別の心得とかマナーのようなものが必要なんでしょうね。

ネットで公開している文章が、ディベートのような、
突っ込まれることを歓迎する前提なのか…でないのか

政治・政策論争、事件報道などのモラル論争・・・
現実の事件より醜く思うこともあります。

批判の根拠となる情報や知識が理解できる場合と、そうではなく、
「批判すること」にその人の優越感があるとしか思えないような…


今の高齢者は、まだ封建的と言いましょうか、男尊女卑みたいな風潮の中で生きてこられましたから、
妻や子に口答えされたら、説教されたら…事の善悪を横において、腹が立つのです。
この腹が立つ心理が、プライドの一要素です。




※このブログは、異論反論歓迎です。
(内容にもよりますが、一定期間経過後は削除するかも。真摯なご質問には誠意をもって返答します。)

弱さとプライド11

2009-12-15 11:55:46 | 正しく愛す
「弱さとプライド8」に、

「人は社会的動物であって、良い対人関係を維持しようという意思を持つ」ということを前提とするならば、
・受動的な立場で、快・不快の動機で優越感・劣等感に基づく言動をする・・・A
・能動的な立場で、対人関係の調和を優越感の合目的とする言動をする・・・B
優越感・劣等感は二段階の構造

と書きました。Bは「成熟した優越感・劣等感」とします。


では・・・
対人関係においての組合せをイメージしてみましょう。
1.Aの段階の人とAの段階の人・・・摩擦と紛争
2.Aの段階の人とBの段階の人・・・AはBを理解困難もBはAを理解可能
3.Bの段階の人とBの段階の人・・・相互理解


・・・中間を飛ばした説明ですが、優越感と劣等感の構造的理解や、自己中心的な認識を変えることで、対人関係における優劣の主張の衝突、つまりプライドの衝突を避けることができる。

・・・と、考える思考回路、です。