弱さとプライド19

2009-12-25 14:56:23 | 正しく愛す
ちょっとしたことにも、「弱さとプライド」が隠れている。


コミュニケーションの一例ですが・・・


挨拶したのに返事が返ってこない・・・
「ムカツク」奴、「シカト」する奴・・・というように相手を攻撃する

「な~んで、人が挨拶してんのにシカトすんだよ!」
・・・と言えば、(低い)人間性が知れるわけですが、
意に介さず、感情のままに言葉を発する人がいます。

・・・では、思うだけならいいのか
特異な状況でない限りは、故意に挨拶されなければ、いい気持ちはしません。


コミュニケーション、という意味では、
「その状況で、いかに振舞うのか」という問題です。

状況によるのですが・・・
無視されたことに、過剰反応して、落ち込む・・・そういうものだとあきらめるのでなく・・・もう一歩、先を見てみよう。

「無視する」という感情表現で、相手を攻撃しようとする、
その人間性を評価すると
美しいか醜いか
強いか弱いか
優れているか劣っているか
・・・そういう評価基準にならざるを得ないわけで、
無視される側に特段の落ち度がない限りは、結果も明らかである。

そういう風に人から見られたくないという動機の言動がプライドであるはず・・・


話題を広げて言うと・・・
「挨拶しましょう」という教育があります。
挨拶しない人の心理や人間性、その状況などの議論をすることが
コミュニケーション術なんだと思います。
笑顔や声の大きさをトレーニングすることより。





日常のちょっとした場面に
「強さ」「弱さ」「プライド」が隠れてます

弱さとプライド18

2009-12-25 11:34:43 | 正しく愛す
心の強さ---

for example・・・

おそらく若い世代から始まって・・・テレビや雑誌なんかで広がった言葉で
「むかつく」という表現があります。

「論理的に相手を説得することができない」ので
この言葉で相手を攻撃する

腹が立つという意味なんでしょうが、
腹を立てるという行為のイメージがよくない。

なので・・・
「むかつく」→「むかつく奴」というように相手攻撃にも、両方使える。



ちょっと考えると気が付くことなんだけど、
こういう言葉を使う人は、周囲にどんな印象で見られるのでしょうか?

言うまでもないですね・・・感情表現のストレートな人?
・・・いえ違いますね・・・論理的に相手と話すことができない弱い人
・・・いや、もっとひどいかも・・・下品で無教養


それが見えていないと、自分で自分の中に優劣の「劣」を作り出していることにもなる。

相手より強い、優位でありたいという心情とは逆に。


「強さ」とは、論理的に説明できること(論理的も定義が必要ですが)
できない人が、できない場合に、おそらく曖昧な表現で意思表示するために
その曖昧な行為が次の禍根として継続するという人間関係となる。

「むかつく、ばか、ひどいやつ・・・」 → 表現はたくさんある。
で、次に、「むかつく」と言われたことに、相手の反応が出てくるが、その時の論点は「むかつくと言われたこと」になっているのである。



まとめると・・・「強い」「力」とは

問題が発生したときに、相手に論理的に説明して、問題解決できる「力」

感情に翻弄され、恨みや憎しみを増幅する結果となる言動で
自分の優位を主張しようとする思慮分別のない思考を「愚か」とも「弱さ」とも。





<for example

「むかつくんだよ!てめぇ!」

・・・みんな、見てごらん、
ちゃんと説明して相手を納得させる力がないんだね・・・
君らだったら、なんて言うのかな