弱さとプライド21

2009-12-27 18:59:02 | 正しく愛す
「恥」とか「恥ずかしい」という感情が、
プライド(自尊意識)と関わることが多いように思えるので
思いつくままに、続けます。


「恥をかかせやがって…」などというセリフがありますね
「顔に泥を塗る」「面汚し」「顔向けできない」などなど…

たぶんプライドや自尊心が傷つけられる、あるいは名誉や評判が損なわれたと感じる状況で
「恥をかく」という言葉が使われる。

明らかにプライドと「恥」「恥ずかしい」という感情は繋がっている。

単純な外観の事例があるとすれば、単に「恥をかきたくないという(だけの)プライド」
で、人は思い、行動する時があるかもしれない。

社会生活の中での対人関係における行為の、少なくない割合が「恥をかきたくないプライド」が動機である…ように思えてきます。



さて、流れの向きを少し変えます…



対人関係の根底は「恥をかきたくないプライド」で構築されている…

好ましい、心地よい、良好な対人関係を指向するには
全ての人にあるプライドを尊重しなければならない…


あれ?この文脈では…
「プライド」が「人権」と同義語になっている…ような


プライド : 誇り、自尊心、自尊意識、奢り、高慢…肯定語も否定語もある
その中に人権も入れておきましょう。

プライドを尊重する:人権を尊重する:…人格を尊重する

人は社会的動物⇒対人関係の中で生きる⇒人は皆プライド(自尊意識)が強い
⇒プライド(人権)を尊重し合う関係構築


全ての人にある「プライド」は、「良好な社会生活を営む上で」、キーともなる
重要な着眼点であることは理解できる。

「社会生活を営む上で、良好な対人関係を構築する」正しいプライドと
「社会生活を営む上で、対人関係を乱す」誤ったプライドがある。
・・・という理解をすることが、私のまとめとします。



弱さとプライド20

2009-12-27 09:41:46 | 正しく愛す
「強い」「弱い」という視点でプライドを見てきましたが、
他にはないのかな・・・?

「恥」とか「恥ずかしい」という感情はどうでしょう
これは弱みを相手に見られたくないという感情で「弱さ」に分類されるものもあるかもしれません。

分けてみましょう

・相手に知られる恥
・自分自身で反省する恥

もっと細かに分けましょう
・経済的比較
・財産的比較
・社会的地位の比較
・肉体的比較
・教養と知識の比較
・行為と態度などの比較
など「比較の優劣で感じる恥ずかしさ」

まだ色々な分類ができるかもしれません
比較の優劣も、自分自身が責められないものは恥ずかしくないはず
と考えるならば、背景に「怠け」があるものは恥ずかしい感情がある。
つまり、怠けという「弱さ」を指摘される嫌悪感が「恥ずかしい」であり、
『「弱さ」を指摘される嫌悪感』がプライドそのものの姿であろう。


「怠け者」と言われたくない・・・
という感情は多くの人にあるだろうことが想像できる。本能的な感情とも。
しかし、他の動物にはないだろう、などと、考えるとね、
もっと深掘りしてみましょうか





性的な状況での恥ずかしいは何か?…とか…
つづく・・・