唐突に…諸行無常の意味?

2011-10-31 16:32:55 | 正義考
よく聞く言葉なんだけどなぁ…色即是空もそうだけど

もっと若い時に、中学や高校の時に意味に興味を持っていればなぁ…

<故事ことわざ辞典>
「諸行無常」この世に存在するすべてのものは、同じ状態を保つことなく移り変わっていき、永久不変なものなどないということ。
<Wikipedia>
この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動 変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。


「諸行」:この世に存在するすべてのもの
「無常」:常でない=「常」:いつも同じ状態が続くこと…はない。



「時間」が「無常」であること。

人は時計で計測した共通する数値で社会生活を営んでいるが、時計で計測しているものと「時間」は異なるものである。時計が示すものは文字盤が記す空間や面、距離であり、計測数値である。

「時間」は仏教の言葉で言うならば…「無常」
人の体だけでなくあらゆる存在が「時間」なのである。それは、つまり全ての存在は一瞬たりとも同じものではなく、永遠に変化し続けている「無常」なのである。
「時計」はこれを計測しようとしたもの…ということになるでしょうか。


で、それが何か…?

人は皆、意識するか否かに関わらず、精神も肉体も変化している。
この変化を意識して生きることと、意識しないことの差は?
「能動的な変化を起こしうる」かどうかは、人生の充実や満足感に関わる。
肉体の変化を知ることで肉体の扱い方が変わるように、
精神の向上変化はどのように行うのかを知ることが
「無常」を知っていることになる。

色即是空、諸行無常…人の死生観と絡めて理解しようとすると応用範囲が広がりにくいが、生き様とか人生観などという理解では有益である。

唐突に…色即是空の意味?

2011-10-28 00:43:56 | 正義考
座禅の本を読んでいましたら、

良く聞く言葉で、本当はその意味をよく知らないのではなかろうかと
調べてみた

「色即是空 空即是色」
前後の文章もあるのですが、この部分の納得できる説明
ネットで検索しましたが、いくつも見たつもりですが
定型がない、枝葉をつけた勝手解釈ばかりが目につきます。
理解する力、読解力が低いことは否定しませんが
その私でも、これは、という解説を見つけた。

禅「あるがまま」に生きる・・・西村恵信著(知的生き方文庫)

空とは、広大無限で形としては眼に見えないものを意味しています。その反対にそういう無限な空が、たまたま縁によって形を結び見えるものになったものを「色」と呼ぶのです。
・・・
眼に見える全てのものは、もともと眼に見えない広大無辺のものからできたものであり、したがっていまは眼に見えるものも、やがて縁が尽きれば、またもとの無限の「空」の世界に帰っていくということなのです。


・・・

う”~むむむむ…

地球上のありとあらゆる生物、だけでなく、山も川も海も、地球そのものも、宇宙全体も…
物質はすべて「できたもの」で、「なくなる」ものでもある。これを永遠に繰り返している。

形ある物質をすべて「色」と呼び、物質は必ずいつか滅びて、広大無限な「空」に戻る。そしてまた新たな物質「色」を産み出す。これを永遠に繰り返している。


広大無限の「空」は、神又は神的なものであり、永遠なる命と言えるかもしれない。


そういう説明と解釈であれば、分かる気がする。
そういう解釈でいいとしよう。

蒔いた種の花

2011-10-25 22:58:44 | 正義考
天風先生の名言にある一文です。

「蒔いた種の通りの花が咲く」


同じ意味で

善因善果 悪因悪果 因果応報


話し言葉で、親が子に教えるように話してみましょう。

悪いことをすれば、悪い結果があり、良いことをすれば、良い結果が迎えてくれる。
全ての結果はその原因で決まるということである。
一つ一つの言動もそうだし、人の一生もそうだと心得て、日々を過ごすことが大切です。

蒔いた種の花が咲く… 蒔いた種の花しか咲かないのである。




「蒔いた種の通りの花が咲く」

天風先生が言うと、ただ当たり前のことも、哲学的な深みのある言葉となる。




体調不良(気持ちの整理)

2011-10-20 23:58:27 | 正義考
不安症状だろうが、高血圧だろうが…

何か次の危険を知らせるシグナルだと考える。

今週聞いた知人の話と、実際にお会いした知人、私よりずっと若いが、最近脳梗塞だと聞いた。
幸い二人とも回復したらしいが、高血圧の指摘を知りながら、
自覚症状がないことから放置した結果…なのか
何かのシグナルがあったかもしれないが、見逃した。ということかもしれない。


毎日、定刻に血圧を測定することと、降圧剤と指圧が現在の処方ですが
毎日の食事が変わった。

で、
カロリーを落としたメニューになる。
間食がなくなる。
量を食べることがなくなる。
1週間で、塩分に敏感な舌になる。
食事を変えてから体重が3キロほど減少

それだけではない

食材の知識が豊富になるから、一つ一つの食材の性質や役割に感謝の気持ちが強くなる。
調理方法の知識、食事の方法、食べ方、全てが興味の対象となる。
食材や調理方法などが家庭の中で共通の話題となる。
病気に対してマイナス思考や悲観的になるのでなく、
日々新しい知識に触れることを喜びと感じる。

気持ちの持ちようで、妙な表現かもしれないが、
家族に何か共通の好ましい目標でもできたかのように気持ちの動きを感じる。

心神医療や成人病の書籍だけでなく、栄養学や食品関係の書籍はもちろん
デカルトもヘーゲルも読み直したりした。
禅の書籍にも目を通した。

不思議な出会いもある。
「中村天風」
10年以上前に薦められたことがあるが、どういう訳かそれっきりになっていたが、
偶然、本屋で手に取った。
多くは語りませんが、この教えから学ぶものは大きい。
「積極精神」
この教えに出会えたことに感謝した。

尊敬する先達からのアドバイスには目を細めて聞きいる。
「あせらず、ゆっくりと」

楽しく付き合いますよ、
自分勝手に好きにしていいものではなく
管理を任されているお借りした身体だから、という気持ちで
大事に大事に使わせてもらう。

家族に友人知人に感謝である。
口に入れる物すべて、飲み物と食べ物に感謝である。
風や雨、四季の変化も、水も空気も、空も大地もすべて、感謝である。


おしまい♪

体調不良(接骨院マッサージの効用)

2011-10-19 18:16:09 | 正義考
骨をバキバキやるのと、
指圧や針灸のようにツボに施術するものがありますが
自分の体に合ったものはどれか、

高血圧の場合
首の筋から肩にかけてコリが広がって、
体重が適正以上であると腰痛も出てくる。
肩こりは血流に関係がありそう…ということで、
これをもみほぐすことは降圧作用がありそうです。
加えて、指や腕など末端の血管の流れを良くする
マッサージも降圧効果がありそうです。


さて、

2軒ほど接骨院を訪ねました。

が、

高血圧の症状の人のための施術が知識としてある人がいません…。

高血圧症の治療のための針灸のツボに関する情報はネットにもありますが…


もうこの段階では、何者かに依存したり、過度な期待をするということはありませんが、マッサージが人の自然治癒力を高めることだけは信じていいと思いますので
続けたいと思います。

接骨院の効用は、
保険で料金が安いことと(高いと通えない)
徒歩圏にあるということ(継続できることと、歩く運動になるから)
両方重要なことです。



さて、さて・・・次回が最後になります。

最良にして最高の治療方法です。

病を治す積極精神との出会いです。




体調不良(内科診察)

2011-10-16 22:39:05 | 正義考
-どうしました?

=高血圧です

-なるほど、(血管エコーは更年期外来で検査済み)では、降圧剤を処方します

=薬のほかに、本やインターネットで食事と運動のような情報がありますが、
 Dr.としてのアドバイスはありますか

-書物やネットなどの方が十分な情報があります

=了解です

(もちろん、心臓エコーや胸部レントゲンなど必要な検査は行う)



血圧の数値はこの一月に何度か計測しましたが、

<高血圧症の分類>
Ⅰ度高血圧 140~159   または  90~99
Ⅱ度高血圧 160~179   または  100~109
Ⅲ度高血圧 ≧180     または   ≧110


Ⅲ→Ⅱ→投薬後Ⅰ



(処方された薬品名は伏せますが…)
薬に消極的な患者なので、
根拠なく忌避することがないように、
処方薬のことを良く調べて理解することが大切です。

病名や症状、処方薬からも様々な情報が検索できました。
http://www.naoru.com/kouketuatu.htm



食事療法ということで関連の本が何冊かありますが
スーパーに食材買って、週末に試したくなる。
特に興味が沸くのは、
副菜の工夫…というより、普通においしい料理のレシピですね。
サラダのドレッシングの種類や
塩分が少ない漬物とか


自分の体の治療という…新しい趣味になりうるほどの面白さ、がある。
食事と運動はもちろん
人の体のメカニズム、病気の症状と薬の作用、薬の副作用
漢方薬、マッサージ、針、お灸など


次は病院と同時進行で通院している接骨院
マッサージです。

体調不良(更年期障害の有無)

2011-10-15 12:09:45 | 正義考
テストステロン8.5~14.5pg/mが正常値

更年期障害は男性ホルモンが減少することに関係があるそうだ。

結果は微妙で8.3


何かしらの症状があらわれてくるかもしれないし、こないかもしれない
薬や注射をするほどでもない
症状がなければ、何もしない方がいい

様々な症状と
テストステロンを増加させる方法を検索する
当然ながら食事が出てくる

牡蠣、鶏肉、豆、卵、ブロッコリー、キャベツ、ニンニク…
筋肉を作るということ
亜鉛とタンパク質と、女性ホルモンの抑制


戦闘意欲、目的意識、挑戦意識…自信は戦う力があるということで、
これは男性ホルモンが関係している。

ということであれば、あえて意識するマインドコントロールも。



…自分の心と体のことに興味を持つこと、数値で説明していくことの安心
そういう感想でしょうか


次は
内科です。

体調不良(回復へ試行)

2011-10-14 22:58:49 | 正義考
…考えた。

不安な気持ちが「セロトニン」※が原因だとする情報には容易にたどり着く。
(※脳内の神経伝達物質の一種であり、人間の精神に 非常に重要な働きをしている)
そこから、自分自身の気持ちの異常の原因を疑う。

そもそも、自己診断だ。
自分自身でその判断をして、始めにメンタルクリニックに相談した。
が、これが正しいかどうか不明だ。

克服しようという気持ちがなければ何事も前進しない、と考える人は、
その病気の可能性が薄いかもしれない・・・
本当にその症状の人は、闘う意欲がなくなるほどつらく苦しいものかもしれない

再び、勝手解釈である。

これは、賭けである。リスクがある。
医師の診断を無視して治療を止めることは、ある意味で多少の決断である。
いや、やっちゃいけないことかもしれない

だけど、メンタルクリニックの通院を止めた。
投薬も止めた。

前にも書いたが、10日ぐらいの戦うような時間があった。
ある朝、フッと何かが吹っ切れたように気分がいい

勝ったかもしれない…誇らしい気持ち

また、考えた。

…結局、現代人はネットなどから自分で情報が検索できるから、
情報を操作している気になりがちだが、
実際は逆で
あまりに多い情報に振り回されているのではないだろうか

自分の情報の解釈でストレスや病気を作りだしているかもしれない。

そもそも、体調不良は様々な原因があり、
何年もの時間をかけて蓄積されるものや
その人の性格なども影響して、症状がある、はずである。
通例の症状の情報は多くても、患者の性格は何通りもあることに気がつけば
克服方法は何通りもあるはず。


何はともあれ、メンタルクリニック様とお別れです。

読書量が増えた分を収穫として
ウソのように、スッキリ!



で、次は、更年期障害の診断へ

体調不良(メンタルクリニック事情)

2011-10-13 21:53:21 | 正義考
精神科の診療は、昔と比較すると抵抗がなくなっている
…と言う話は聞かれるので、そう自分に言い聞かせると確かに抵抗はない。

話を聞いて薬を出す。答えや治る方法を聞いても、実は曖昧な返答しかできない。
というと誤解でしょうが、即答はできない。
しかし、考えてみると当然である。

血糖値や血圧のように数値が出てこない。患者の自覚症状、あるいはその訴える程度や様子から患者の心理状態を推測する。
客観的数値で説明できない分、難しい技術である。
かなりの数と種類の臨床データ蓄積があって可能かもしれないが、成功と失敗のデータ蓄積があるだろうことを想像すると、ストレスフルな役割と言わざるを得ない。

さて、
うつ病や不安神経症などには、抗不安薬が処方されるのかもしれない。
かなりの効用を示すことは様々な情報で確認できるし、実際に体験してみても効いた。

しかし、虫歯に鎮痛剤よろしく、根治ではない。
薬が切れると症状が現れるので継続して飲むことになる。
高血圧の降圧剤も糖尿病のインシュリンも継続投与だ。

どうすれば根治するんだろう

カウンセリングは医療ではないらしく、医業とは別の業種で提携してサービスを提供することになるらしい。個別の契約で行われる。

週一とか隔週で3カ月とか6カ月とかの契約をすすめられる。
まてよ?
今日にでも治してほしいと思っている患者と、長期契約をしたい業者と
利益相反になる可能性がありはしまいか…
治った、と患者が思っても、まだ安心できないから継続した方がいいと言うかもしれない、ということを想像してしまうのである。

しかし、利用者は多い。待合室は女性が多い気がする。
思春期の女性など、男性が想像したこともない女性の一面を見る思いである。
男が若いころ、女性の精神的悩みがこれほどとは思っていなかった。
女性の生理の一部という気もする。
守られなければならない存在であるように感じる。

メンタルクリニックの必然性は、利用状況で説明できるはずだが、知る人は少ない気がする。
待合室の景色だけからの感想である。

体調不良(精神科診察)

2011-10-13 16:49:44 | 正義考
一応、不安の内容を説明するが、そもそも原因不明の感覚であって、
気分の落ち込み…かどうか不明、
自殺願望などはあるのかないのか不明、
そもそも願望とは何かというように言葉の定義すら不明である。
適当に死の恐怖や自傷故意の衝動に対する不安とか、
自分で自分を説明するための言葉が自分の症状を作っていく


言葉を駆使して気持ちを表現しようとするが、書物の用語にあてはまるような気がするだけで
それが正しいかどうかも不明

で、一応診察予約して
(電話で症状を聞いて医者に承諾を得るらしい)

診察室
電話で説明したことを繰り返す。
哲学的な用語や宗教的な死生観なども加えて

医者は聞いているだけで、1時間ほど経過
抗不安薬と睡眠薬を処方される。

初めての体験なので、抗不安薬や睡眠薬を飲むことに抵抗はない。
むしろ今は緊急避難的に期待の方が強い
副作用も少ないと説明されている。


…これが、効いた。
飲むと30分程度で気持ちの暗雲が消えた。
夜は睡眠薬、これも同じく

何度か診察を受けるが、病名を知らされることはなかった。
不思議に聞くこともしなかったことに、後で気がついた。
聞いたのは
ーうつ病ではないですよね
ーもちろん、うつ病は全然違う
これだけ…

いろいろ心理療法士の検査を受けさせられたりしたが

口頭で性格などに少し触れる程度で
検査結果は知らされない

2か月以上経過後にカウンセリング治療をすすめられ
違う診療所への「転院」を手配された。

紹介された診療所は別組織でカウンセリング併設診療所
不安障害…病名

一度だけ試しにカウンセリングを受けてみた。
中長期のカウンセリング契約を勧められるが…

原因追究して治療3カ月になろうかというとき
薬の依存症を自分で作り出している懸念に不安が強くなる。

薬をやめた。

手帳のカレンダーに投薬を記録していたが、今度は断薬記録をつけ始めた。
10日間ぐらい、苦しい思いがあったが
なんとか、薬断ちに成功した。

結局、当初の不安心理は薬断ちの闘いの過程で、薄れたかのように…
薬依存から抜けられたという気持ちとともに消えていた。



体調不良(精神科という医療)

2011-10-13 09:04:29 | 正義考
驚いた。
死への恐怖を今まで考えたことがなかったわけではない、自分自身の死についても考えていたつもりだった。しかし、それが不安や恐怖であることはなかった。ところが、ある日突然、死に関する情報が全て恐怖の対象となった。
そういう驚きである。

自分でも不思議な気持ちである。
今まで不安や恐怖という言葉は当然知っているが、それは言葉の意味を知っていただけで、不安や恐怖という実際の心理がいかなるものなのかということを知らなかったのではなかろうかと思う。

人は誰でも、現実生活の中で家族などの葬儀で死を考えるはずである。あるいは書物だけでなく、毎日の事件報道やドラマ、映画などで、情報として死について考えているはずだ。驚いたり不安になったり、恐怖で叫んだり、喪失感で涙を流したり…それは、他人の死についての悲しみである。

死は毎日繰り返される情報の一つである。言ってみれば、死は身近なものなのである。人だけではない。動植物のすべて、死の情報にあふれた環境で人々は生きている。

にもかかわらず、
多くの人は不安や恐怖で眠れない、ということはないのである。あるとすれば、一部の人の一時期にその心理が強く現れるだけなのかもしれない。

統計ではなく想像だが、肉体的ハンディキャップがある人や原因不明の病気で苦しむ人、社会的に虐げられた状況、孤独、いじめ、経済的事情による生活苦、そうした様々なストレスを原因として強い厭世感を抱き、一部の人は自傷や自殺の衝動で実際に行動するか、その衝動の可能性に恐怖する。自分自身の死が現実的に感じられるようになるという不安と恐怖である。

逃れることができない状況、閉所恐怖症の人が狭い場所に閉じ込められた時の気持ち、衝動的に、何かをするような予感、逃れられない、消えない不安と恐怖とそれを消し去ることができないことに不安と恐怖が波状で襲ってくる。

心拍数や体温の変化が自覚できる。肌のかゆみ、関節痛、筋肉痛などわずかな感覚が、際限なく拡大し、そのまま治らないかもしれないという自分自身で作りだすような不安…

…これは…異常だ
ということで、精神科?心療内科?メンタルクリニック?
いろんな看板があるけど…
電話した。

体調不良(不安の原因調査)

2011-10-11 11:42:08 | 日本の家族考
「不安」という言葉を使うことがある。

原因が不明な何かが発生しているときや、それによって予測がしにくい状態である。
人間関係においては、相手の考えを理解しにくい、相手から自分への評価が気になる、など
恋の相手であったり、家族・友人など信頼感がある関係において、
また、競合・敵対関係の対人関係であったり…

経済的問題で不安になることがある。生活不安という、、、
これも突き詰めれば、これを扶助する人がいるかいないかの対人関係の問題に
繋がる場合が少なくないかもしれない。

人は社会的存在だから…対人関係のバランスが崩れると不安になる。

マクロの意味の経済不安、健康不安など、様々な場面で「不安」という言葉が使われているが
「不安定」と混同して使われる場合もありそうです。

様々な「不安」を知っているつもりでしたが…

死の不安、死への不安・・・自殺衝動への不安…
心神医療などの書籍でみる自殺願望という言葉表現とは少し違う
本当は願っても望んでもいないのである。
苦しさや辛さを回避する衝動があることと、
理性的判断で止めることができない衝動で行動する可能性に不安になる。

これは、助けがない自分自身の中での葛藤に起こり、
助けを求める症状となる場合もあると想像している。


で、そういう「不安」にとらわれた
人の死や死を連想する情報に接すると、体調が正常でなくなる。
おそらく、血圧や体温なども変化しているかもしれない
肩こりや腰痛、関節の機能などにも影響しているかもしれない
微妙な自覚症状に過敏に感情が反応する。

発作的または、大きな波状的に気持ちの落ち込みのようなものが襲ってくる。
この波の体験が…さらに次の波の予測で不安になる。
不眠となって、心身両方の疲労を積み重ねていく


ま、何割かの人はここで病院に行くだろうと予想できるところで、その通りにしてみる。
次回は、医師の診断ですね

怒りの制御

2011-10-04 13:05:34 | 正義考
判断を停止して、あるがままの客観的事実を認識すること

例えば、並んで待っているところに割り込まれたら腹が立ちます。

良い悪いの判断をすると、自分の意に反する場合に怒りの感情がおきますが、

多くの人の中には、必ずそういう人がいるものだと、良い悪いの判断をするのでなく、客観的事実として認識する。

・・・何となく、怒りは薄まります


良い悪いの判断基準は何か

正義、公正、公平、平等、自由などが基準となる

残念ながら、これらの基準は完全に満たされるはずがないものである。

正義は悪があることの証明でもあり、不公正、不公平、不平等、不自由…は、それが在ることを示す対語である。

これらは個々人の権利の主張で発生すると考えられる。

全ての人が自由を求めれば衝突する。

共同体の中では、この自由という権利を調整する必要がある。

正義、公正、公平、平等などという概念は、その自由を調整する。




さて、人の怒りは必然と考えられるが、不用かどうかは別の話

怒りは自分自身の感情表現の一つで前進や進歩の原動力になるかもしれない。正義や自由を求めるときもある。
コミュニケーションの一つとして、「怒り」をぶつけあう相手がいることが好ましいと思うこともある。