こんばんは。
〈気になる材料〉
- 中国国債に割高感、元安さらに進む可能性。 ~PIMCOアジア(ブルームバーグ8/26.10:54)
…「中国国債がこれ以上大きく値上がりする公算は小さい」
「リアルマネーの投資家には中国のドル建て高利回り債の見通しは厳しい」
…「世界的な投資家は今年、中国の資産に対して否定的な見方を強めており、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)も例外ではない」
PIMCOアジアのマネジングディレクターでポートフォリオマネージャーのスティーブン・チャン氏は、バリュエーションモデルに基づくと中国国債は割高に見えると指摘。金利がすでにかなり低いことを踏まえると、追加緩和には限界があり、中国国債がこれ以上大きく値上がりする可能性は低いと述べた。
人民元が値下がりを続ける余地があると分析結果が示唆している、とも話した。
香港を拠点とするチャン氏は先週のインタビューで「中国の金利を巡りディフェンシブ姿勢を強め、ポジションを中立からややアンダーウェイトにしている」と明らかにした。
「先進国・エマージングマーケットと比較して中国がどのような立ち位置なのかを確認するいくつかの異なるモデルがあり、他市場のバリュエーションに基づくと、中国は割高のように見える」とも語った。
PIMCOは以前、中国国債に前向きな見方をしていたが、今年に入って米中金融政策の相違(米:利上げ・引き締め。中国:利下げ・緩和)を理由に、投資判断を「オーバーウェイト」から「中立」に引き下げた。
…「中国国債の投資判断を引き下げ、利回りの優位性低下」 ~PIMCO
中国人民銀行の金融緩和と米金融当局の利上げ継続という対比を背景に、中国10年国債は現在、米10年国債よりも約42bps(0.42%)低い利回り水準で推移している。
チャン氏によると、リアルマネーの投資家にとって中国のドル建て高利回り債の見通しも引き続き厳しい。
同氏は「苦境に陥っている中国不動産セクターはまだ転換点に達していない」という認識を維持。これまでに発表された政策支援はかなり「迫力に欠け、バラバラ」で、多くの措置が都市部向けに偏り過ぎている、としている。
…中国不動産開発の旭輝、国有企業保障の元建て債を発行へ。 ~関係者
日本のバブルの時も”第三セクター(地方公共事業企業)”に政府保証をつけて買わせたが、破綻した(賠償されず)。
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