映画「コーラ戦争、コカコーラvsペプシコーラ」を見た。
子供がマイケルの踊りを真似て踊ると本人に出会う。そして一緒にみんなで踊る。
主人公が店主に「フリーコーク(ダイエットペプシ)」と頼むと「タダでペプシは飲めないぞ!」と怒られる。
日本ではすっかり清涼飲料水はノンシュガーか流行りだけどね。
52歳のおっさんには、興味深い。
今は「何飲む?」と聞いたら「お茶」とか「水」とか答える人が多いかもしれない。
おっさんが若かりしころは「コーラかペプシ、どっちにする?」だった。
1980年代、炭酸市場ではコカコーラは単独1位で、ペプシコーラはドクターペッパーに負けて3位だった。
そして「失うものはなかった」ペプシコーラはテレビCMで、「貴方が好きな味はどちらですか?」と目の前に箱を置き、2つのコーラを飲み比べさせたのだ。
このCMがめちゃくちゃウケた。
飲み比べなんて誰もしていなかった。
そして「チャレンジコーラ」の軍配はペプシコーラだった。
理由は「一口飲むだけならより甘いペプシが美味く感じるから」というカラクリもあったのだが、みんな騙された訳じゃない。選んだのは間違いなく街の人々だった。
そうしてペプシが2位に躍り出る。
それでも、6割はコカコーラのシェア。
ここに500万ドルのCM出演料をぶち上げて
「マイケルジャクソン」を起用する。
子供がマイケルの踊りを真似て踊ると本人に出会う。そして一緒にみんなで踊る。
「僕らは新しい世代!僕らはペプシ世代!」有名な曲にそう歌詞をつけて歌い踊る。
ペプシ=若者 という雰囲気を作り出すことに成功。それからペプシ=音楽と結びつけていった。
それでもまだ映画やドラマに出てくるのはコカコーラばかり。
そこで更にペプシが殴り込む。
「バックトゥーザ・フューチャー」
主人公が店主に「フリーコーク(ダイエットペプシ)」と頼むと「タダでペプシは飲めないぞ!」と怒られる。
映画ではとにかくペプシを飲みまくる。
そうやってペプシをどゆどん浸透させていった。
これは映画の中での話しだけど、我々はみんな知っている。リアルタイムに見てきたから。
そうやってコカコーラvsペプシコーラ」がずっとシェア争いをしてきたわけです。
真っ向から。
そういうドキュメンタリー。
あー懐かしいな。
日本では炭酸飲料は健康の敵みたいな風潮だけど、今でもアメリカでは炭酸飲料のシェアは物凄い。
たった1%で5億ドル動くと言われているようです。
日本ではすっかり清涼飲料水はノンシュガーか流行りだけどね。
たまにはコーラ飲んでみますか?
「コカコーラとペプシコーラ、あなたはどっち派?」