キツネが憑いた・・・
狸が憑いた・・・・
猫の霊が入り込んだ・・・
こういう現象は本当にあるのでしょうか?
動物の霊魂が人間に憑依する事はあるのか?
それは有りえません。
人間が動物と交尾したとしても、
妊娠する事は絶対ありません。
事はこれと同じです。
人間のDNAと動物のDNAは異質です。
それと同じで、
人間の霊魂と、動物の霊魂は、癒合することはできない。
水と油の関係なのです。
「 あなたの背後にキツネが憑いている 」
「 蛇が憑いている 」
これは、拝み屋さんとか、
霊能力者がよく発する言葉です。
動物霊が人間に憑依する事が不可能というなら・・・
こういう事を言う拝み屋さんとか、霊能者は
ウソをついてる事になってしまします。
私が思うに、こういう話は、
半分以上は「 ウソ 」です。
人を騙す目的でこの手の事を言う人も多くいます。
でも、そういった悪意を持たずに、
自分の見たまま、感じたままの事を言っているお方も
存在すると思います。
すべてが、ウソではないと思います。
霊能者の眼には、キツネや、狸の霊が見えているのです。
若しくは感じているのです。
見えたり感じたりする事は、事実かも知れませんが、
それをどう捉えるかが問題だと思います。
動物霊が人間に憑依すると信じている霊能者は、
その正体が解かっていない。
だだ、それだけの事であると思います。
そならば・・・その正体とは、
(1)・ 心が創り出した想念の塊(エネルギー)
(2)・ 血の繋がりのある人の霊・先祖霊
(3)・ 深い因縁がある人間の霊
この3個の要素は、姿・形がない
「 見えない力 (エネルギー)です。 」
その「見えない力」を霊能者が関知したとき、
霊能者は、その、実態の無いものを、
脳内で自分の意識という再生機を使って、
「映像」に翻訳してしているのです。
それ故、その「再生機」の性能や性質によって、
映し出される映像が違って来るのです。
映し出された映像が、「 キツネ 」であったとしても、
それが、本当にキツネである訳ではないのです。
よくテレビに登場する、
M〇卓〇(元経済アナリスト、現在大学教授)
この男がテレビに映ると私はかなり不愉快になります。
この男は、東大出なのですが、
この男の言動は、
呆れるほど幼稚で、低俗で、無責任、
この男の経済予測、金融市場展望は、
呆れ返るほど荒唐無稽で、
今まで一度も当たった事がありません。
この男は、経済や時事、政治問題などの討論で、
程度を疑われるような幼稚な発言を頻繁に行うのですが、
その発言に対して、少しでも誰かが反論すると、
眼が潤んで、涙目になります。
まさに、東大出の●●です。
何ゆえ、このような●●がテレビに頻繁に
登場するのか理解に苦しみます。
私は、この男の顔を見ると、この男の顔が
「 豚 」の顔に感じられます。
更によく観察すると、
「 豚が泣いている顔 」
に見えてきます。
なぜ、私の眼にはこのように見えるかというと、
私の意識が、
この男の言動に対して
「幼稚で無責任で、下品」
と強く感じているからです。
その、風貌と、言動から、「 豚 」というイメージを作り出し、
それを脳のなかで、「 豚 」という姿に変換しているからです。
決して、彼に豚が憑依している訳ではありません。
これは、
私の意識・感情・先入観・が創り出した虚像です。
森●T●の事はどうでも良い事です。
話が逸れました・・・本題に戻ります・・・
先に述べた、
(1)・ 心が創り出した想念の塊(エネルギー)
この場合、「動物霊」という事にしておいても、
重大な問題はないと思えますが、
(2)・ 血の繋がりのある人の霊・先祖霊
(3)・ 深い因縁がある人間の霊
この2つは、重要な問題です。
霊能者や拝み屋さんがキツネとか、狸とか
言っているモノの正体は、
自分に縁のある「人間の霊魂」
である可能性も高いのです。
動物の霊が人間に憑依する事は有りえません。
にも関わらず、
「 動物霊を追い払う 」などと考えたりする事は、
重大な問題が生じるのです。
人間の霊魂なのに、動物扱いされたら、
その霊魂は、たまったものじゃありません・・・
「 動物霊が人間に憑依するなどという現象は、
未だかつて一度も見た事がない・・・」
この言葉は、
天台宗の大阿闍梨(だいアジャリ)様のお言葉です。
( 御本人から直接お聞きした言葉です。)
自分に深い縁のある「人間の霊魂」を
動物扱いすると、どうなるか?
本来自分の味方となってくれるはずだった、
縁のある人間の御霊が、大いに悲しむのです。
場合によっては激怒する事もあり得ます。
自分に縁のある人間の霊魂を悲しませる事は、
自分にとってプラスになる事は一つもありません。