私の知り合いで現在66歳のある男性、
年金を年間、200万円貰って
います。
このお方は、43年間。
公的機関で働いていたお方です。
この方の奥様(65歳)
なんと・・・年間、
230万位の年金を受け取っているとの事。
夫婦合わせて年金による収入は年間
430万
さらに・・・
退職金や貯金などの現金も持っている。
このような話は、通常、誰にも話さないが、
私には包み隠さず教えてくれた。
自慢に思わても嫌だし、
盗賊や詐欺のターゲット
になる危険性もある。
嫉妬の原因にもなり得るからである。
正直言って・・・
私も羨ましく思えて来る・・・
平均的なサラリーマンや自営業で、
このような金額の年金収入がある人は
少ないと思える。
私の場合・・・
数年後に年金を受給することになるが、
この夫婦と比較すると、
情けない限りの金額となる。
このお方に尋ねた・・・
「公的機関で働いていた
旦那さんの年金が多いのは理解できます。
でも・・・何故、
奥さんの方が更に受給額が多いのか??」
旦那さん・・答えて曰く・・
「妻の場合・・個人年金・・・
年金型積み立て貯蓄・・
その他、複数の積み立て型の貯金を
若い頃から、コツコツと、
少額ではあるが毎月払ってきた。
その地道な
積み重ねが、今、実を結んでいる。
あの世に、
お金を持って行くことはできないが、
生きている間は、子供にも、
国にも・・
誰にも迷惑を掛けずに
生きて行ける」
なるほど・・・と思った。
10年先・・20年先・・
30年先・・40年先・・
遠くを見据えた地道な努力の積み重ね。
これこそ誠実で着実な
繁栄の原理
このご夫婦のこれまでの生き様が見えて来る。
誠実にして、着実・・・
冷静な分析・・
希望的観測で誤魔化さない
賢さ・・・
このような「実績」こそが
信用
であると思える。
思わず尊敬してしまう。
この世の中に、「絶対安全」という制度は存在しない。
公的年金制度も絶対安心という保証はない。
個人年金も然り・・
万が一破綻したら大きな損失となる。
それでも、、最善を見極める賢さと、
その結論に対する一貫性・・・
一度決めたことを、
余程の事がない限り、
生涯貫き通す・・・
どんなことに対しても、
「継続」とは???
誤魔化すことができない
「事実」・・・
「事実」から生まれる
「安定性」の奥にある
心の状態 これが、
悟り であると思う。
将来を心配するな・・
アッハッハッハ・・
なるようになるさ・・・
アッハッハッハ・・・・・・
呪文と化した言葉を何度も
唱えれば何とかなる・・・
困ったときは誰かが必ず助けてくれる・・
ありがたや・・ありがたや・・
このような楽観主義も存在する。
とは言え・・・
どのような生き方も
自由であると思う。
楽観主義者を否定する訳ではない。
ただし・・・すべてが自己責任。
結果に関しては、
自分の責任に於いて何とかするしか方法はない。
人それぞれの価値観はある。
たとえ、貧乏でも、
金銭に勝る何かを得ることができれば、
それも成功者と言える。
もし、金と、それ以外の価値・・
両方を得れば完全勝利。
大将で ある。
私も大将になりたいものだ・・・・
夢や希望は別として、
現実問題としての
私の価値観として思うことは、
最低限・・
人様を頼りにしたり・・
家族を犠牲にしたり・・
(家族に対する支配)
人様に迷惑を掛けない生き方・・
死に方をしたい・・・
このように考える
今日この頃でございます。