成功の秘訣・・
事業や仕事が好調な時こそ
危機感を持つ
何事にも波がある。
事業が好調なとき、
何をやっても上手く行く。
事業が不調なとき、
何をやっても裏目に出る。
事業や仕事の
好調・不調の波は無作為にやって来る。
「波」の背景に精神性は関与しない。
成功の秘訣とは、
無作為に襲来する
「波」に左右されない体制を築くこと
その為に必要な心構えとは、
「好調の波に乗ったとき、上手く行ったとき、
油断しない。」
好調な状態がいつまでも続くハズがない
冷静に状況分析して、
起こり得る危険性を想定して、それに備える。
よくありそうな話・・
Ⅹ君・・思い付きで、
ベンチャー企業を始める。
幸運にも、大当たりする。
売り上げ好調、夢が膨らむ。
事業を拡大して、支店を作る。
売り上げ好調、更に夢が膨らむ。
このまま拡大し続ける・・
と云う妄想に取り憑かれる。
自分は経営センスがある!!!と思い込む
こうなると、誰の意見や助言も耳に入らなくなる。
勢いに乗って、3個目の支店を作る。
事業は急速に拡大しているような雰囲気になる。
(その根拠はない)
売り上げや利益率、労働分配率、
などの正確な把握や分析を怠る。
経営判断は、
思い付きと独断で行い、
損益計算を怠る。
(ドンぶり勘定・大風呂敷)
気分は有能な青年実業家・・
儲かっているような「雰囲気」で
2~3年経過
少しづつ売り上げが減少し始める・・・
このとき、
はじめて事業の損益計算を行い、
経理内容を分析する。
この時点で、もう手遅れに近い状況に追い込まれている。
3か所の支店のなかで、
確実な利益を出している支店は
1か所のみであることが判明する。
あとの1か所は赤字、
もう一か所は赤字ギリギリのラインであることが判明する・・
このまま事業を継続すると全ての
部門が赤字になってしまう。
Ⅹ君・・全てを清算して、廃業、
看板を下ろす。
収支は最善でも ±0 ・・・
最後は何も残らない・・・
最悪で・・マイナス決算となる。
Ⅹ君・・
安月給でも地道に働いていたら
安定的な生活ができた。
サラリーマンの方が安定的な生活を送り、
資産を確保することができただろう・・
X君・・それでも生涯言い続ける・・
「私は、かつて実業家として成功した」
「私は経営の才能がある」
そして、また同じような失敗をを繰り返す。
・・Ⅹ君・・
好調な時こそ危機感を持ち、
冷静な現状分析をしたいたなら、
ベンチャー企業の勝利者
となっていかも知れない。
X君に欠けていたことは、
現状分析
危機管理
自己分析
成功の秘訣・・
事業や仕事が好調な時こそ危機感を持つ
好調なときこそ意識的に温度を下げて、現状分析する
好調な時こそ、反対意見に耳を傾ける
弱い時こそ強いのだ
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