グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

御蔵島のガイドさんと島を回りました。

2024年12月08日 | ツアー
一昨日、御蔵島でドルフィンスイムと山のガイドをしている柳瀬さんが大島へ来られて、ツアーをリクエストしてくれました。

東京で用事を済まされた後、伊豆大島経由でヘリで御蔵島に戻られる間の時間とのこと。
初来島なので、「3時間で、ざっくり全体を見たい」というリクエストでした。

で、まずは山に行き、代表的な景色を見ていただいた後

そのまま地層大切断面へ!

ここも歩かず、全体を見渡した後、車窓から鑑賞。
その後、リクエストの波浮港へ。

ここで「ずっと行きたいと思っていた」という、たい焼きが美味しい「島京梵天」へ!

なんと、たい焼きの生地が小麦粉から米粉に変わっていて、サクサクでモチモチ!
今まで食べたことのない味で、めちゃくちゃ美味しかったです!!

この後は、御蔵島と伊豆大島の暮らしや、生きものたちの違いの話に夢中になり、あっという間に3時間が経ち、お別れの時間に😅

この日は、大島以南の高速船が欠航、大島から東京行きは条件付き就航(無理なら引き返すという条件)になるほど風が強かったのですが、柳瀬さんは「御蔵島行きのヘリは風速20mぐらいまで飛ぶと言われているので、大丈夫だと思います」と落ち着いていて、その言葉通り、無事帰っていかれました。

6000年以上前に噴火活動があったきり、噴火が記録されていない御蔵島。
いつもツアーで歩いている三原山の上からは、なだらかな三角形の三宅島の左側に、その姿が見えます。(下の写真は2021年11月撮影)

長い年月波に削られ、周囲を全て崖に囲まれた台形の島。(下の写真は2019年11月撮影)

崖から突き出た桟橋は、少し海が荒れると船をつけられず、数日間も船が欠航して荷物(食料品も)が届かないのはザラ。たまには3週間、食料品も来ないことがあり、日頃から備蓄が必要なのだそうです。

今、日本では、大地震に備えて食糧の備蓄の大切さが時々報道されていますが、それが日常的にできている御蔵島…。すごいです。

山の頂上まで緑の木々に覆われた御蔵島には、伊豆大島ではほとんど見ることができないツゲの木が、たくさん生えているそうです。(下の写真も2019年11月撮影です)

いつか、ゆっくり御蔵島を訪ね、柳瀬さんの案内で森を歩きたいです☺️

柳瀬さんの店のHPはこちら
ブログも毎日上げているそうなので、御蔵島情報を知りたい方は、ぜひご覧ください〜。
(連日波を被る桟橋の風景がすごいです😳‼️)

(かな)
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