日が落ちるととてもさわやかな風が吹き抜け、日によっては肌寒さを感じる大島では、今、秋の訪れを知らせる虫たちの声がよく聞こえます。
俗に「秋の鳴く虫」といわれ親しまれているこの虫たちには大きく分けて「コオロギ科」と「キリギリス科」の2グループがあります。
大島で聞かれる虫たちの代表選手は、スズムシ、マツムシ、クサヒバリ、エンマコオロギなど、それと外来種のアオマツムシ。
美しい声で鳴くこれらの虫たちはみんなコオロギの仲間たち。
対してササキリやカヤキリ、ツユムシ類などキリギリス科の虫たちは鳴き声も単調であまり美しくありません。(失礼。)
そんな中でも今日ご紹介するキリギリスは声も大きくて模様もきれいで存在感のあるキリギリス科の代表です。
今もまだ鳴いていますが、成虫が出現する時期が他の虫たちより早く、夏の暑い盛りに昼間から「ぎー!チョン!ぎー!チョン!」と大合唱です。
ある場所の植え込みで、すぐそばからキリギリスの声がしていたので、そっと覗いてみると1匹のキリギリスが止まっていました。上の写真で、どこに居るかわかりますか?拡大したものが下の画像です。
撮った時は鳴き声のしたほうにいたので♂だと思っていたのですが、画像を確認してみたら産卵管が付いていて、♀だとわかりました。君が鳴いていたのではなかったのね(^▽^;)(♀は鳴きません。)
ちなみにキリギリスというのは本州、四国、九州に分布しているものは単に「キリギリス」と呼ばれていたのですが、東日本と西日本では形態が異なる、ということで10年ぐらい前に「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」に別種として分けられたそうです。大島のものはヒガシキリギリスでしょう。
翅の長さや模様が異なるそうです。
幼虫の頃は草食性ですが、成長するにしたがって小さな虫を捕らえて食べる肉食性になっていきます。飼育する時も動物質の餌を与えた方が長生きするのだそうです。
ところで、伊豆大島にはもともとキリギリスは居なかったそうで、10年ほど前から見られるようになったということです。植物などを持ち込んだ際に一緒に紛れ込んだのでしょう…。なんだかとても複雑な気持ちですね。
(あまの)
俗に「秋の鳴く虫」といわれ親しまれているこの虫たちには大きく分けて「コオロギ科」と「キリギリス科」の2グループがあります。
大島で聞かれる虫たちの代表選手は、スズムシ、マツムシ、クサヒバリ、エンマコオロギなど、それと外来種のアオマツムシ。
美しい声で鳴くこれらの虫たちはみんなコオロギの仲間たち。
対してササキリやカヤキリ、ツユムシ類などキリギリス科の虫たちは鳴き声も単調であまり美しくありません。(失礼。)
そんな中でも今日ご紹介するキリギリスは声も大きくて模様もきれいで存在感のあるキリギリス科の代表です。
今もまだ鳴いていますが、成虫が出現する時期が他の虫たちより早く、夏の暑い盛りに昼間から「ぎー!チョン!ぎー!チョン!」と大合唱です。
ある場所の植え込みで、すぐそばからキリギリスの声がしていたので、そっと覗いてみると1匹のキリギリスが止まっていました。上の写真で、どこに居るかわかりますか?拡大したものが下の画像です。
撮った時は鳴き声のしたほうにいたので♂だと思っていたのですが、画像を確認してみたら産卵管が付いていて、♀だとわかりました。君が鳴いていたのではなかったのね(^▽^;)(♀は鳴きません。)
ちなみにキリギリスというのは本州、四国、九州に分布しているものは単に「キリギリス」と呼ばれていたのですが、東日本と西日本では形態が異なる、ということで10年ぐらい前に「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」に別種として分けられたそうです。大島のものはヒガシキリギリスでしょう。
翅の長さや模様が異なるそうです。
幼虫の頃は草食性ですが、成長するにしたがって小さな虫を捕らえて食べる肉食性になっていきます。飼育する時も動物質の餌を与えた方が長生きするのだそうです。
ところで、伊豆大島にはもともとキリギリスは居なかったそうで、10年ほど前から見られるようになったということです。植物などを持ち込んだ際に一緒に紛れ込んだのでしょう…。なんだかとても複雑な気持ちですね。
(あまの)
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