昨日、今日と非常に寒くなってきました。
こうなって来ると中々皆さん、表に出たく無くなってしまいますね。
しかし、これからの時期が山は綺麗に見え
鳥も増え自然を満喫するには、最高の季節です。
皆さん、防寒に気を付け外の世界を満喫しましょう。
と言っても、私が担当している磯の方は流石にキツイ季節になってきました。
何もよける物が無い磯では、風が結構身に染みます。
海の水温は例年に無く温かくまだ20℃もあり、
海に入ってしまった方が温かいなんて話もあります。
先日、海に入っているとこんな貝殻を拾いました。
これは、一番上の小さな画像の黒い物体の貝殻です。
一見、ウミウシに見えますが、オトメガサという立派な貝です。
潮間帯の石の下に見られる、スカシガイ科の貝です。
明るい所が嫌いなので、石を捲ると「ウニウニ」と動きだし、石の裏側に回ってしまいます。
貝殻は黒い外套膜と呼ばれる軟体部で覆われ、通常は見えません。
しかし、ちょっと弄ると中から白い貝が顔を出します。
黒い中から白い貝が出てくるのはちょっと意外です。
貝の仲間は、全部で5000種以上。
その分類はかなり困難を極めます、毎日見ている私でも分からない事ばかりです。
ある意味、新しい発見も多く非常に楽しいとも言えます。
このオトメガサには、もう1種良く似た「リュウキュウオトメガサ」という種類がいます。
図鑑で見る限り、「THEオトメガサ」に比べ「リュウキュウ・・・」の貝殻は細長く側縁が平行になっています。
「THEオトメガサ」の方は、横に膨らみが強いのです。
図鑑と貝殻を比べて1つの疑問に当たりました。
貝殻の画像の貝は正に「リュウキュウオトメガサ」の貝なのです。。。
図鑑に寄れば、この2種は同種の地方型とも考えられているそうです。
という事は、「地方亜種」という事でしょうか?
これまた難しい問題です、地方亜種となると大島には「THEオトメガサ」か「リュウキュウオトメガサ」のどちらかしか生息しない事になります。
拙作HP「伊豆大島の貝類」では、この貝を「オトメガサ」として掲載しています。
これは、1から見直さないといけなくなってしまいました。
今日拾った貝をサンプルに形合わせをして行かなくてはいけないようです。
因みに「オトメガサ」の分布域は北海道南部以南~九州
「リュウキュウオトメガサ」の分布域は、奄美大島以南~オーストラリア
う~~ん 分布域だけ見れば「THEオトメガサ」の方なんですけどね~
あ~ 奥が深い・・・
こうなって来ると中々皆さん、表に出たく無くなってしまいますね。
しかし、これからの時期が山は綺麗に見え
鳥も増え自然を満喫するには、最高の季節です。
皆さん、防寒に気を付け外の世界を満喫しましょう。
と言っても、私が担当している磯の方は流石にキツイ季節になってきました。
何もよける物が無い磯では、風が結構身に染みます。
海の水温は例年に無く温かくまだ20℃もあり、
海に入ってしまった方が温かいなんて話もあります。
先日、海に入っているとこんな貝殻を拾いました。
これは、一番上の小さな画像の黒い物体の貝殻です。
一見、ウミウシに見えますが、オトメガサという立派な貝です。
潮間帯の石の下に見られる、スカシガイ科の貝です。
明るい所が嫌いなので、石を捲ると「ウニウニ」と動きだし、石の裏側に回ってしまいます。
貝殻は黒い外套膜と呼ばれる軟体部で覆われ、通常は見えません。
しかし、ちょっと弄ると中から白い貝が顔を出します。
黒い中から白い貝が出てくるのはちょっと意外です。
貝の仲間は、全部で5000種以上。
その分類はかなり困難を極めます、毎日見ている私でも分からない事ばかりです。
ある意味、新しい発見も多く非常に楽しいとも言えます。
このオトメガサには、もう1種良く似た「リュウキュウオトメガサ」という種類がいます。
図鑑で見る限り、「THEオトメガサ」に比べ「リュウキュウ・・・」の貝殻は細長く側縁が平行になっています。
「THEオトメガサ」の方は、横に膨らみが強いのです。
図鑑と貝殻を比べて1つの疑問に当たりました。
貝殻の画像の貝は正に「リュウキュウオトメガサ」の貝なのです。。。
図鑑に寄れば、この2種は同種の地方型とも考えられているそうです。
という事は、「地方亜種」という事でしょうか?
これまた難しい問題です、地方亜種となると大島には「THEオトメガサ」か「リュウキュウオトメガサ」のどちらかしか生息しない事になります。
拙作HP「伊豆大島の貝類」では、この貝を「オトメガサ」として掲載しています。
これは、1から見直さないといけなくなってしまいました。
今日拾った貝をサンプルに形合わせをして行かなくてはいけないようです。
因みに「オトメガサ」の分布域は北海道南部以南~九州
「リュウキュウオトメガサ」の分布域は、奄美大島以南~オーストラリア
う~~ん 分布域だけ見れば「THEオトメガサ」の方なんですけどね~
あ~ 奥が深い・・・
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