グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

これって

2020年07月25日 | 
一昨日の朝、自宅のデッキに出てみると網戸にナナフシモドキがいました。

うちで見るのはいつも茶色い個体ばかりなのでこれは緑がかっててちょっと珍しいなぁ~と思いました。
で、パチリ。

何気に上を見るともう1匹います。

アレマ!
なんかコッチはずいぶんほっそい子だなぁ~どうしちゃったんだろ?
なんか病気?

でもすぐに。

あ!

これってナナフシモドキのオスなんじゃね?
とヒラメキました。
ナナフシモドキのオスは滅多に見つかっていないということは知っていました。
この個体がオスならかなりのレア物です。

これがいつも見るナナフシモドキ(メス)の腹部先端。


こっちがオスではないかというほうの腹部先端。

全然違う!

交尾したら間違いない!と思い2匹を近付けてみました。

・・・お互い無視でした。
夜行性とのことなので明るいうちはちょっと・・・ということだったのかもしれません。

オスとメスの違いは触角の長さにアリ、というので比較してみます。



全然違う!
これはもうオス確定なんじゃないですか?
でも調べてみるとオスはメスよりも一回り小さい、とありました。
この子は大きなメスとほぼ同じ大きさです。
胸部横にあるという白っぽい線もありません。

しかしながら手乗りにして写真を撮ろうとすると動く動く。







なかなかじっとしていないのです。
よく動く、というのがオスの特徴のひとつという解説もありました。

せっかくなのでメスも手乗りに。

じっとしてほとんど動きませんでした。

過去のブログでナナフシモドキを探していたらこれもオスなんじゃない?
という画像があったのでリンクしておきます。

がんま
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