グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

海ガメ

2019年10月14日 | 海の生物
海ガメの今年5回目の『巣穴調べ』が行われたそうです。私は『ウミガメ卵の発掘』と呼んでいます(笑)
いつもその様子を公開しているのですが、波・潮他の事情で安全の為公開はしなかったそうです。今年の海ガメはこれでおしまいだそうです。で、私は1回も参加できませんでした(涙涙涙)

島では砂浜が少ないのであまり産卵には適さないのですが、その少ない個体を少しでも守ろうとする人たちが初夏から海岸を廻って親亀の産卵箇所を捜し、もし産卵していたら動物・人間・波・気温に害されないように保護し見守っている。そんな地味で手間のかかる作業を行っている人が居ることを覚えていてほしいと思います

5か所目は8月23日にアオウミガメが産卵
9月の台風15号に良く持ちこたえたものだと思います。この時この浜は海から山方向に風が強く吹き島の1周道路はここの砂に埋まった所が有ったので海からの潮も相当影響したことでしょう(とても心配したそうです)

10月10日から子亀が脱出を始め、11日12日は台風の為確認できないそうで13日発掘
砂の中から15匹が生きて顔を出し海に泳ぎ出たそうです
巣穴しらべで分かった大事なことは、「75匹の子亀が、自力で脱出」して海へ泳ぎ出たということです

今回は発掘に不参加でしたので写真は有りません。代わりに私の折り紙で!(またまた)


出てきたばかりのほぼ実物大(多分)


今年の発掘模様は愛ちゃんがUPしていたと思いますし、過去にもこのブログにありますので検索してみてくださいね(しま)


 

 
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