グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

シャンパングラス

2016年12月11日 | ツアー
昨日、同級生旅行というお客様とフルコースを歩いて来ました。

と〜っても良い天気で、こんな青空が広がっていました。


空には時々「動物」に見える雲が現れます。

「ウツボ?」

これは確か「オオカミ」だったと思うのですが…←(もう忘れている(^_^;)

3人で時々空を見上げながら、山を登りました。

サイコーに気持ちの良い空でした(^▽^)


降り積もった溶岩の形を真似たり…


シャボン玉と一緒に走ったり…


ジョーズに食べられたり?して、遊びました。


もうとっくに咲き終わったはずのアシタバの花が、私たちを出迎えてくれ…


優しいピンク色のマユミの実も、目立っていました。


そして森の中では、こんな風景を見つけました。

椿と紅葉〜(^▽^)

足を止めて見とれてしまう風景がいっぱいの昨日のツアーで、海もキラキラ光っていました。

特に『剣が峰』というコース上で一番高い位置から見た海は、三原山の稜線に浮かぶように見えていてとてもキレイでした。

まるで、グラスの中の液体に、島が浮かんでいるように見えたのです。

「でも、何のグラスでしょ?ワイングラスの形じゃないし…」
私が頭をひねっていると、お客様が一言「シャンパングラスかな?」

なるほど〜!
確かにシャンパングラスですね!(^▽^)

で、今日のブログの表題は…シャンパングラス!(^▽^)

昨日も、楽しい時間を過ごさせていただきました。
ツアーご参加、ありがとうございました!

(カナ)
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すーぱーふぉとじぇにっく!

2016年12月10日 | 
な、ルリビー君(ルリビタキのことね)に出会えました。
今朝の大島公園です。
先月20日に探しに行ったときはまだいませんでした。


やっぱり気付いたのはあの独特のクチバシを鳴らす音でです。
「あ!」と思って辺りを探すとすごく近くにいました。


そしてこのサービスっぷり!(嬉)





ほんの2~3メートルのところまで来ました。
こんなに美しい青い鳥がこんなに間近で見らるなんて、なんてシアワセなひとときだったでしょう。


ヤブツバキにとまりました。



このあと彼は縄張りのパトロールに出掛けました(たぶん)

がんま
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再認定審査

2016年12月09日 | 火山・ジオパーク
今日、日本ジオパーク委員会での審議の結果、伊豆大島ジオパークは日本ジオパークに再認定されました。

再認定審査の結果の電話を受けるために、約20名が町長室に集まりました。

町役場や大島支庁の職員の他…

環境省、気象庁、ジオガイドなど、様々な立場の人が集まっているのが伊豆大島らしいです(^_^)

再認定審査の結果は「認定」でした。

日本ジオパーク委員会からの再認定審査の結果についての報告はこちらです。
  ↓
http://geopark.jp/jgn/news/2016/pdf/20161209.pdf

それによると… 

再認定 
洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク、糸魚川ユネスコ世界ジオパーク、隠岐ユネスコ世界ジオパーク、南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク、白滝ジオパーク、伊豆大島ジオパーク、銚子ジオパーク、ゆざわジオパーク

条件付再認定
島原半島ユネスコ世界ジオパーク、八峰白神ジオパーク

伊豆大島の再認定の理由としては、以下のようにまとめられていました。
「前回の再審査において条件付き再認定となった後、ジオパークの位置付けの明確化やジオパークを推進する町の認識の向上、ジオパーク推進組織の体制の見直しなど、多くの課題の改善が認めら れる。以前より活発に行われていた住民活動はレベルアップしており、それに新たな地域住民が加 わりジオパーク活動の裾野が確実に広がりを見せている。気象庁や環境省、東京都などの支援機関 との連携による保全活動や防災活動などが地域住民とともに積極的に行われている。以上のことから、日本ジオパークとして再認定とする」

ジオパークは皆の力で作るもの…認定の可否に関わらず、伊豆大島ジオパークを支えるたくさんの『人』の繋がりは、私の誇りでもあります。

作り物ではない伊豆大島が本来持っている魅力を、みんなで探して発信していくこと、そしてその魅力を様々な立場の人が伝えていくこと…時間はかかってもそれが、本当の伊豆大島のファンを増やすことにつながると信じています。

知れば知るほど面白く、どんどん島が好きになる…
そういう体験を提供できてこそ、たくさんの人が何度でも通いたい島になるはずなので…。

今日の海岸ではイソギクの花が見事に咲いて…


夕陽を浴びて、優しい色に染まっていました。


そして海に沈む夕陽も、空を優しい色に染めていました。

 
この先、何があっても、
職業や年齢やその他の違いを超えて、
様々な立場の人が島の未来を、
一緒に作り続けられる伊豆大島ジオパークでありますように…。

そして、より多くの人に、愛され続ける島として存在できますように…。

(カナ)


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そとあそび

2016年12月08日 | ツアー
今日は1日、アウトドアレジャー予約サイト『そとあそび』http://sotoasobi.netの取材にいらした皆さんと、山を歩いて来ました。

実際に取材して品質を保証できるツアーのみを紹介する…という方法で、12年間活動を続けられているとのこと。

空は青く、風も弱く、私の大好きなキラキラがいっぱいの素晴らしいコンディションでした!

青空に浮かぶ雲の形がとても楽しくて、何度も惚れ惚れ空を見上げました。

思わず写真を撮らずにいられなかった今日の雲たち!(^▽^)






思わず写真を撮らずにいられなかった今日のキラキラ!(^▽^)




思わず写真を撮らずにいられなかった今日の色!(^▽^)




そして「そとあそび」という名にふさわしい、見事なジャンプ!(^▽^)

何度も…

何度も…

何度も飛んでいました!


みんなで足元の明日葉を見ながら、明日葉オニギリを食べ…


モクモク噴き上がる湯気に、マグマの熱を感じ…


若いスタッフの方は、斬新な(?)写真の撮り方も考案されていました。
これがその時の写真ですが…

どうやって撮ったと思いますか?

ヒント。
写っているのは、私の陰です。

ええと…「こういう写真を撮りたい!」と思われる方には、ナイショで撮影方法(ポーズ)をお教えしますので、ぜひお気軽に、お問い合わせください(笑)

…ということで、とても爽やかで楽しい1日でした(^▽^)

(カナ)


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イカル

2016年12月07日 | 
4日の朝、特徴ある声でいることがわかりました。
しかし高い樹の枝の込み入ったところにいて全然姿が見えません(涙)

います。


お!



イカルだとわかるレベルまで見えました!
このあと飛んで近くのエノキにとまりました。何羽かいるようです。


で、エノキで撮れたのがこの1枚だけ・・・

手前の枝にジャスピンの本命は叫びたくなるほどの見事なピンボケ!!
しかも体半分見えてないし!!
なんとかもっといい写真を・・・と思ってじりじり近付いていくと突然周りにいたヒヨドリやメジロ、シメ、もちろんイカルもバッと飛び散りました。
「うわっ・・・こりゃなんか出たな・・・」と思った瞬間、ツミかハイタカがパタパタと飛んで行きました。
イカルは7~8羽いてそのまま遠くに飛んで行ってしまいましたとさー。
イカルさん、2010年1月にもっとマシな写真があります。

がんま
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ふるさと体験館

2016年12月06日 | 火山・ジオパーク
昨日のブログでM工業の皆さんのツアー2日目を嶋田が報告しましたが、「伊豆大島ふるさと体験館」で、島のさまざまな郷土文化に触れていただきました。
今までも三原山ツアーの前後に、お客様がここでの体験をされるパターンは時々ありましたが、全部のメニューが同時に行われるのを見たのは初めて。
いずれも、火山島の伊豆大島ならではのアクティビティばかりです。今日は、改めて詳しく紹介します。

伊豆大島ふるさと体験館では、椿油絞り、染め物、陶芸、御神火太鼓の4つが体験できます。


体験メニューその1 椿油絞り体験
大島に昔から自生し、島の暮らしに無くてはならない存在の椿を、砕いて、蒸して、油を搾る体験です。

砕くのに少々力がいりますが、絞りたての油はいい匂いだし、それを使って火を燃やしたり、油を使って炒め物をしてお茶と共に食したり、お土産に搾った油を持ち帰れるのは、売っているのを買うのとは違う楽しみがあります(^_^)

昨日の成果! 16名の皆さんの労働のたまものです。

(使った椿のタネの量を聞き忘れました(^_^;)

ゆっくり時間をかけて成長する椿の木は、堅くて良い炭ができるし、杖にしても丈夫。
葉が厚いので防風林になるし、タネはこうして灯りになり…

食用になり化粧品になり、油の絞りかすは畑の肥料になり…そして花の少ない冬に華やかに咲く赤い花は、観光の目玉にもなり…と、椿は伊豆大島の暮らしの中で本当に欠かせない植物なのです。

ここでの体験メニューでは、作った椿油で明日葉を炒め…


アシタバ茶と一緒に食べることができます。


体験メニューその2 染物体験
染めの原料は、またまた登場の『椿』の花びらと、こちらも火山島大島ならではの『オオバヤシャブシ』の実や枝です。

椿の花びらは、染めた直後はカワイイピンクですが、時間がたつと、ややオレンジがかった優しい色に変わります。


噴火後の荒れ地に早い時期に芽生える、たくましいオオバヤシャブシは、変色しにくく
銅を溶かした液に浸すと黄色っぽく、鉄だと写真のようにグレーになります。


原料を煮出して液につける時間、量、布地その他の条件により、様々な色に仕上がります。

今回は3分の1ぐらいの方が「渋いのが良い!」と、ヤシャブシを選ばれていました。

素敵なスカーフが仕上がっていました(^_^)


プレゼント用にピンクに染めている男性も…
世界にただ1つのお土産…きっと喜ばれますよね!(^_^)

体験メニューその3 陶芸体験
「粘土には三原山の溶岩が練りこんであり、焼き上げる時に使用する釉薬(ゆうやく)には、大島の代表的な花「椿」の花や幹の灰が使われている」とのこと。
伊豆大島にはこのように、島の素材を活かして作品を作る陶芸家が数人住んでいて、陶芸を習っている人がたくさんいます。

やさしいクリーム色に仕上がるはずの器。

二度の釜入れの後、完成したら送ってくれます。
焼き上がりが楽しみですね。

体験メニューその4 御神火太鼓
演奏の音が噴火を表現しているという郷土芸能。
その意図通り、御神火太鼓の演奏は大迫力で、いつも聞き惚れます。
「大島御神火太鼓保存会」がその業を伝承しています。

私もいつか習いたいと思っているのですが、なかなか時間がとれず思い切れません。
ふるさと体験館の菊池さんからは、「ぼけ防止になるから、始めた方が良いよ」と勧められているのですが(^_^;

M工業の皆さんで、この体験を選んだグループが一番ハードだったと思います。


お茶も飲まずに1時間ずっと練習し、最後に全員の前で練習成果を披露するというスゴイ展開になっていました(^_^) 


皆さん1時間の練習しかしていないとは思えないほど演奏は迫力があり、聞いている同僚も大いに盛り上がっていました。


頑張って御神火太鼓を演奏された皆さんが、太鼓の前で記念写真

「発表の場を用意する」という計らいは、菊地さんのアイデアによるものだったようです。

最後に郷土資料館のスタッフの皆さんが揃って挨拶されていました。

火山の島、伊豆大島の郷土文化を体験できる「伊豆大島ふるさと体験館」
大島にいらっしゃる機会には、どれかのメニューを体験されてみてはいかがでしょうか?
(カナ)
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二日目は様々な体験

2016年12月05日 | ツアー
昨日から引き続きⅯ工業さんのツアーです(昨日の田附さんと交代しました)

西谷とバスに乗って南部方面を観光した後、ふるさと体験館にやって来ました


よーぉ! どどんがドン


餅つき?いえいえ椿油絞り体験の初め椿を砕いている所です


でも少し現代風に動力でも砕きます。でも蓋を抑えていないと椿の実が飛び散ってしまうのです


陶芸体験では黙々と製作に励んでいます


マキマキ1


マキマキ2 絹のハンカチを輪ゴムで巻きます  染物体験です(椿の花びら染め)


椿の花びらで作った液の中でモミモミ


媒染液でまたモミモミ そして、水洗いしたら


思っても見なかった模様が現われます わ~綺麗


まったりお茶会椿油絞りの皆さん 明日葉の椿油炒めとその右にあるのは!


椿油の灯火


柔らかいフォルムを作ったのはムツケキおじさん(わ~んごめんなさい)の作品


表札にぐい飲み いろいろな作品に仕上がりましたが出来上がりは後程焼き上げて後程郵送されます


染物全員完成 椿の花びら以外夜叉附子の染めも有りました

作品は皆さん完成したのですが…


1時間30分練習した太鼓の発表会です  わ~凄く上手い!


太鼓の先生も聞かせてくれました


体験が終わり思い思い元町の散策に出かけましたが、一番多かったのがアイスクリーム

集中したので3倍美味しかったのではないでしょうか?

また、焼きたてのくさやを希望の方もいらして喜んでもらえました(でもこれから昼食なんですよ!)

沢山の方々に楽しい時間を過ごしていただけたようでした。陶芸作品も無事に着きますように(出来上がり作品見たかったな~)

もし貴方だったらどの体験します?(しま)
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M工業社員旅行の皆さんと・1日目

2016年12月04日 | ツアー
週末2日間、埼玉県のM工業(創業140年以上!)の社員旅行に同行しました。

昨日、総勢52名の皆さんが伊豆大島上陸!
「船と一緒に写真を撮ろう!」ということで…

下船後すぐに記念撮影。

夜の宴会用の景品らしき箱や、釣り用と思われるクーラーボックスなど『気合の入った社員旅行』という感じでした(^_^)

山頂口にある食堂(歌の茶屋)で昼食をとってから、2班に別れてツアーをスタートしました。
8kmちょっとのロングコースをジオガイドの田附さんが、表砂漠に抜けるやや短いコースを私が担当。

山は雲1つ無い青空で風も弱く、絶好のウォーキング日和でした(^▽^)


『山頂ジオパーク展』で、2分の噴火動画を見てから出発!

ここで時々ガイドをしている田附さんが、わかりやすく説明してくれました(^_^)

「もうとっくにタネが飛んで終わっているだろう」と思っていたススキが、まだたくさんフワフワの状態で残っていて、すご〜くキレイでした(^▽^)


ごらんください!

この華やかさ!!

皆さん今までの社員旅行は、普通の観光&宴会だったそうで「こんなに健康的な企画は初めて」とのこと。「疲れた〜」と言う声が所々で聞かれましたが、何しろ眺めが良かったので…

いい笑顔でした!(^_^)

数人のお客様が三原神社の前で、ハチジョウイタドリを写真に撮ってくれていました。

噴火後焼け野原になった大地に最初に根を下ろすたくましい植物。

30分ぐらい前の説明を憶えていてくれて、この地味な植物に注目してくれたことが嬉しかったです(^_^)

火口一周コースにあるススキロード(と勝手に呼んでいる)もキラキラ!


黒い山の稜線には、ロングコースを歩く田附さんチームのシルエットが見えていました。

「行ってらっしゃい〜!」

私たちは全員無事火口を見て…


白い雲がプカプカ浮かびはじめた青空の下でオヤツタイム(^_^)


その後、思い思いのルートで下山しました。

男性群は、やや険しいルートを選んで降りていきました〜(^_^)

そしてここのススキも、まだフサフサでした!

ぬいぐるみみたいで、ヒジョ〜にカワイかったです。

めいっぱい空に向かって伸びて、タネを遠くに飛ばそうと風を待っていました〜(^▽^)


歩き終わってバス停に戻ったら、海に夕陽の帯が伸びていました。

「キレイ〜」と皆さん。
こういう景色は普段の生活では見る事ができないとおっしゃっていました。

さて、私たちが夕陽鑑賞を追えてバスに乗り込む少し前、田附さんチームは…

裏砂漠で休憩中だったようです。
大地に寝転ぶのが「気持ちいい!」という感想が聞かれたとのこと。

こちらのチームは、会社のウォーキングクラブで日頃歩きなれている方達だったようで、私たちがバスでホテルに戻る頃には、森を抜け…


さほど差も無く、皆さん元気に戻って来ました。


充実した笑顔で、いい雰囲気でした〜。

M工業の皆さん、ありがとうございました(^▽^)

2日目の報告はまた後日(^_^)

(カナ)




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ハヤブサ幼鳥@ずぶ濡れ

2016年12月03日 | 

一昨日の朝です。
海岸沿いの道で1羽佇むハヤブサ幼鳥を見つけました。


このときも小雨が降っていましたが前日からの雨で盛大に濡れそぼっています。
寒くないかなー?





キョロキョロと辺りを見回しこのあと飛び立ちました。
元気そうでよかったです。

がんま
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天草ジオパーク報告・その4

2016年12月02日 | 火山・ジオパーク
天草ジオパーク報告最終回は、御所浦島にある白亜紀資料館の展示の中から「!」と思ったものを報告します。

まず1階には日本各地のジオパークの石と共に、それぞれのジオパークが紹介されていました。

(伊豆大島の火山弾を見たときは、友達にあった気分になりました〜(^_^))

目を奪われたのは、展示室にあがる階段脇に貼られた恐竜の絵の数々です。

毎年の恐竜絵画コンテストの最優秀作品を展示してあるとのことで…

動き出しそうな恐竜の化石や…


海の中のカッコいい恐竜。


アイドルがいっぱい!?


目線が斬新!


恐竜ファミリー(^▽^)


「確かに1億年前もこの風景はあったかも…」と想像が膨らむ絵。


押し花で作った恐竜の絵もありました。


いや〜素晴らしかったです!


3階建ての資料館には、天草で発見された化石の展示や解説などの『事実』に基づくものの他…


実際大の模型があり、わかりやすかったです。


地元のジオガイドさんによる館内ツアーもあって、ガイドさんの「触ってみてください」という声かけで、皆さん触感を楽しまれていました(^_^)


一番ビックリしたのがこれ。

「なんの化石か当ててみよう」という札をめくってみると…

え〜!

ウンコ?
ウンコって全部分解されて土に戻る物だと思っていたのですが、そうではないのですね!

学芸員さん曰く「ウンコの化石は時々みつかるんですが、この化石にはメノウという宝石が含まれているところが貴重なんです」とのこと。(宝石類にほとんど関心を持てない私は、ひたすら「ウンコ」に感動していましたけれど(^_^;)

続いてジオガイドさんが解説してくれたのが…

ステゴザウルスの大腿骨の展示!
(ウンコとステゴザウルスの化石は海外産です)

「大きい〜」と見とれていたら、ガイドさんに「持ってみますか?」と声をかけられました。
で、もちろん…

持たせてもらいました!

重い…でもこの重さで、1億年前に生きていた恐竜の存在が実感できました。
本当に恐竜が一気に身近になりました

こんなに大きな骨を持った生きものが、たくさん生きていた一億年前の地球…
そしてそれが絶滅してしまうような大きな出来事がおきたこと…全部スゴいです(O_O)

「!」がいっぱいの白亜紀資料館でした。

そして…最も素敵だと思ったのが地元のガイドさんの存在でした。

私の班のガイドさんは現役の漁師さん。

学校で子どもの保護者を対象としたジオパークの話があり、興味を持ったとのこと。

「化石が混ざった石はそこら中に普通にあって、僕たちにとって当たり前の風景だった。それが学んでいくうちに、ここはスゴイ所なんだとわかった」ということでした。

学芸員さんのサポートを受けて、地元のみなさんが自分の住んでいる場所の「スゴイ」を見つけ、伝える…いいですねぇ(^▽^) これこそジオパークの魅力ですよね!

またひとつ、再訪したいジオパークが増えました。
困った…行きたいところが増えすぎる…(^_^)

天草ジオパークの皆さん、ありがとうございました!
いつかまた伺います(^_^)

(カナ)
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