「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

小学校での茶道体験授業

2022年12月07日 | お茶三昧

都内の小学校へ茶道体験授業をしに行ってまいりました。
コロナ禍で三年ほど間が開いてしまいました。
嬉しいことに、社中の方がお二人お手伝いを買って出てくださいましたので、
荷物もありましたし、とても助かりました。

こちらの学校では、今までは六年生や四年生が相手でしたが、
今回初めて三年生ということで、少し内容を易しくしました。
お茶についての知識のお話しは簡単にして、
「お茶は人と人が仲良くなるためにありますよ。」とそれだけ。
まずは道具の説明も兼ねて、盆略点前を見学してもらいました。
お手伝いの方二人の、亭主とお客に分かれての演技?です。
笑ってしまったのは、途中お客様がお菓子をいただく場面で、
今までお点前に集中していた子供たちの目が、
一斉にお菓子に注がれたことです。
一番の興味は、やはりお菓子だったようです。


その後、三人ずつのグループに分かれて、お茶を点てたり、飲んだりしました。
このような時ですので、お茶碗は一回一回、先生がきれいに洗い、
温めたお茶碗は、茶巾の代わりに、
ペーパータオルで拭き、使い捨てにするようにしました。
学校側も場所の設定など、気を使って準備をしてくださいました。

建水の代わりにボールを使ったり、
足りないお茶碗や棗は、こちらで持参したりして、
何とか二クラス60人の二時間授業ができました。
学校の一時間は45分間ですから、あっという間でした。
お手伝いのお二人もお疲れ様でした。
子供達とのつかの間の交流も、良い時間になったのではと思います。

何年か前までは( 60代)重い荷物を下げて出向き、
準備やお点前をしながらの説明と、一人で頑張ったのですが、
さすがに少しハードに感じるようになりました。
特に重い荷物を持ったり、通勤ラッシュにもまれていくことは。
お手伝いいただけることのありがたみを感じながら、
何とか無事にやり終えました。

帰り道、駅前のお店でで頂いた、「おにぎりランチ」が美味しかったですよ。


 


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