ウクライナに侵攻するロシア軍は、ただ今苦戦中。
当初は、数日間で首都キエフ陥落のシナリオを描いていたプーチン親分。
思惑通りにいかず、悔しさはいかばかりか?
苦戦の理由のひとつには、ウクライナの兵力を読み違えたことがあるらしい。
侵攻したロシア軍は、20万人というビックな規模。
対するウクライナ側は陸軍14万5,000人、それに空挺隊等を加えても15万人程度。
地上戦の兵力で圧倒するロシアが断然優位と見られていた。
しかし、ウクライナも頑張った!
2014年のロシアによるクリミア侵攻を機に徴兵制を復活。
訓練済みの予備役兵は100万人近くいるそうな。
ゼレンスキー大統領が、18~60歳の男性の国外退避を禁じた。
そんなこともあり実際の兵力は、ロシア軍が投入した20万人を大きく上回っているとか。
もうひとつの誤算が、英米の特殊部隊の活躍。
ウクライナ国内には、米陸軍特殊部隊「デルタフォース」。
あるいは、11年にアルカイダ指導者のウサマ・ビンラディンを射殺した・・・。
米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」。
これらの部隊が、ウクライナに潜入しているらしい。
更には、世界最強の呼び声も高い英陸軍特殊空挺部隊「SAS」も現地に潜入。
特にSAS隊員は、1人で1個中隊(200人)に相当する戦力を持つらしい。
更に、ドローンを使った暗殺の実績も豊富だとか。
まさに一騎当千の精鋭部隊の景色である!
英国のメディアによれば、ロシア侵攻前に100人以上のSAS隊員がウクライナ入り。
民間義勇兵に紛れて潜り込んでいるようだが、英米は公式には派兵していない。
そのため、ウクライナ国内にいる特殊部隊は軍服を着用せず、民間人になりすましだとか。
そして秘密作戦の指揮を執っているのは米CIA。
加えて、英国の諜報機関MI6がサポート中で、通信傍受等にも協力中のようだ。
そう言えばロシア軍将官に7人目の死者が出たとのニュースもあったなぁ。
これらロシア将官の狙い撃ちも特殊部隊の活躍か?
プーチン親分の苦戦、いら立ちが目に浮かぶなぁ・・・。