函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

シーベルト

2011年03月19日 05時21分02秒 | 暮らし
本日3題目の投稿・・・。

どうも政府やマスコミのいう放射能の数値が、イマイチ理解できない。
インターネットを彷徨っていたら、中部大学の竹田邦彦氏のサイトに辿り着いた。
以下は、同氏の解説を引用して要約したものである。

放射線の強さを示す「シーベルト」には、4つあるが・・・。
①1年間 ②1時間 ③白血病となる ④瞬時に浴びる・・・とに区分。

① 普通の人は、1年間に1ミリシーベルトまで(自然放射線を除く)。
② 政府の発表やテレビで報道しているシーベルトは、1時間あたり。
   だから1ヶ月チョイ(42日)住めば、それを千倍する必要がある。

③ 白血病になるのは、約400ミリシーベルト。
   これは1時間でも1年でもなく、そのまま生の数字である。
  1時間400マイクロシーベルトのところに1時間いてもOKな計算。
   しかし、1ヶ月あまり住んでいれば白血病となる。

④ レントゲン撮影を受けると、600マイクロシーベルトの放射線。
   これは瞬時であるが、「ミリ」と「マイクロ」に注意・・・。

4シーベルトで死、400ミリシーベルトで白血病。
年間1ミリシーベルトは、法律で定められた限界・・・。

ところで、福島原発2号機から放射線が漏れた時、官房長官が発表。
それは、1時間に400ミリシーベルトという数値である。
だから、そこに1ヶ月チョイ住めば400シーベルトになり、もちろん死亡。
その100分の1で死亡するのだから、1日そこにいたらその日に死亡。

文部科学省が3月16日に発表した福島原発から20キロ地点の数値。
福島県浪江町周辺の放射線は、1時間330マイクロシーベルト。
そこに1ヶ月チョイ住んだら330ミリシーベルト・・・白血病に近い数値。
これをメディアは、「安全な放射線」と言って憚らない・・・。

政府やマスコミは、福島原発から20kmのところの放射線は大丈夫。
330マイクロシーベルトだから、胃のレントゲンの2分の1という言い方。
しかしこれは、そこに1時間しかいない人を言っているに過ぎない。

被災者は、長期間の避難生活を余儀なくされている・・・。
大丈夫と言うのなら、首相や官房長官が住んでみればいい。
被災者をすぐに別な場所に避難させるべきだが・・・。

それすらしない政治には、苛立ちを通り越して怒り心頭である・・・。

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