折々のうま-当たらぬでもなし

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ゆうパックの滞貨と国民新党の退潮

2010年07月13日 00時46分24秒 | 政治
私自身は失礼ながら国民新党は終わった政党だと思っているので、
今回の選挙結果には何の感慨もないが、民主党共々、微妙に影を落としたのは、
ゆうパックの滞貨問題だ。

マスコミは官僚出身者が統合時期を見誤ったような書きぶりであるが、
そもそも、グラム単位の小包とトン単位の物流を無理に統合させたのは、
小泉改革以来の既定路線で、月60億とも言われる赤字垂れ流しを正そうと
功を焦ったためだろう。

中元商戦のさなかにやるバカがいるかとは、もっともなお叱りではあるが、
問題の本質はそこではなく、日通のお荷物となりつつあったペリカン便を、
郵政が救済合併してあげた典型的な小泉お側用人政策である。

郵政民営化を叫びながら、民の業務を吸収して肥大化していく小泉改革。

ヤマト運輸の訴えに、公正取引委員会は真摯に耳を傾け、
合併不承認、再分割を行うべきである。
切手、葉書の販売権をちらつかせ、コンビニでの宅配便の独占は、
これが優越的地位の利用でなくて何が該当するのか。

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