「日本のシンドラー」とも呼ばれた杉原千畝の半生
杉原千畝 スギハラチウネ
ワタクシが尊敬する偉人のおひとり
外交官・杉原千畝
このような偉人があまり世に認知されていないことが
個人的に とても残念だったが
やっと。やっと。。。
多くの方々に知って頂ける時が来たぁぁぁーーー!
私が今 住んでいる東海地区ゆかりの御方
岐阜県加茂郡八百津町の出身
税務職員だったお父様の赴任先の関係で愛知県に移転。
古渡尋常小学校(現:名古屋市立平和小学校)、
旧制 愛知県立第五中学(現・愛知県立瑞陵高等学校)を卒業。
つまり ワタクシは“杉原千畝”という人物を知る機会があり
その頃からとても興味引く御人だったのだ。
その御方の半生が描かれる作品が
上映されるということで観賞して来た。
STORY ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・
1935年 満洲国外交部勤務の杉原千畝は高い語学力と
情報網を武器に ソ連との北満鉄道譲渡交渉を成立させた。
ところがその後 彼を警戒するソ連から入国を拒否され
念願の在モスクワ日本大使館への赴任を断念することになった杉原は
リトアニア・カウナスの日本領事館への勤務を命じられる。
杉原は 自ら構築した一大諜報網をもって混乱する世界情勢を分析し
日本に情報を送り続た一方で 日本政府の命令に背いて
ナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し...。
・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・
第2次世界大戦中 リトアニア領事代理として
日本政府に背く形で多くのユダヤ難民にビザを発給し
彼らの命を救った杉原千畝 氏の
波乱に満ちた半生を映画化した作品
多くのユダヤ難民を救った事で知られている杉原千畝氏は
実は 諜報外交官(スパイ!?)として 世界情勢が混乱を極める中
日本にさまざまな情報を送ってきた人物でもある
情報収集能力、更にはその情報の解析及び分析力、
冷静沈着、信念を持って物事に邁進する姿は
できれば 日本国政府の大臣や議員 上層官僚も
ぜひ学んで頂きたい限りだねぇ
作品は史実に合わせて淡々と描かれていて良かった
妙なドラマティック演出などがされていたら
多分 ショック受けていたから...
唐沢寿明が杉原を、小雪が妻・幸子を演じていたが
個人的にはチョット イメージが違った。。。とは 言いつつ
丁寧に演じられている姿を見て 安堵したかなっ。
“杉原千畝”という人物を公にできない事情があったにせよ
随分 長い間 日本国政府は眠らせていたなぁ...。
日本国政府による公式の名誉回復が行われたのは2000年10月10日。
イスラエル政府により 1985年1月 多くのユダヤ人の命を救出した功績で
日本人では初で唯一の「諸国民の中の正義の人」として「ヤド・バシェム賞」受賞
“杉原千畝”の名前が世に知られるにつれて賞賛とともに
政府の訓命に反したことに関して‘国賊’扱いする人たちもいたようだ。
賞賛できず‘国賊’と言わせてしまう日本には
二度と戻ってほしくないものだ。
そう...。今年は終戦70周年目の年デス
★★★☆☆ <★ 星3.5ツ>
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