5月15日日曜日、前週に引き続き西湖でレンタルボート釣りに行ってきました。
本当は翌週の外房禁漁日に西湖に行こうかと思っていたのですが、
丸美ボートさんは21、22日の週末は、
貸切でヘラブナ釣り大会なんだそうです。
そこで天気予報も考慮して、15日に再チャレンジを決定。
前回同様前泊して、朝イチから湖に浮かびます。
明るいうちに釣宿丸美さんに到着。
(写真は使いまわしです)
朝は雨だったようですが、すっかり晴れていい感じになっていました。
キャンプ場も大賑わいです。
チェックインを済ませ、食事&入浴のために再度出かけます。
この日も西湖根場浜は富士山がくっきり見えていい感じでした。
レンタルボートの片づけをやっていましたね。
西湖から少し南側の国道139号線沿いにある、
「道の駅なるさわ」の奥にある、「富士眺望の湯ゆらり」
ここで入浴と夕食を済ませます。
休日大人1500円と少し高めですが、
タオルは貸してもらえるし、カミソリも無料提供なので、
仕方ないかな。
2フロアに渡ってお風呂が展開されていて、
風呂の種類も多いし温泉の湯も気持ちよいので、とても気に入りました。
お風呂やサウナのサイズがやや小さめなのと、
休憩スペースが狭かったりリクライニングチェアが少なかったりするのですが、
貸切部屋などもあってけっこう充実しています。
食事もいろいろメニューがあるし、
山中湖の紅富士の湯や石割の湯ほど混んでいないので、のんびりするにはいいですよ。
紅富士の湯や石割の湯は営業時間が18:00までだったりしますが、
この富士眺望の湯ゆらりは21:00までやっているのでゆっくりできます。
前回同様、翌日の釣りに興奮してか、慣れない部屋や寝具のせいか、
ほとんど寝れないまま朝の4:00に起床。
受付を済ませ、仕掛けと餌を買って湖畔へ。
4:30にはかなり明るくなっています。
用意されたボートに荷物を積み込み、釣り座の準備を進めます。
出航可能時間は5:00というルールです。
出航!朝焼けが見られました。
今回もハンドコン&バッテリーを持ち込んで横着操船です。
ベタ凪の西湖でボートの速度は5.2ノット。約10km/hですね。
早速沖のブイにボートを繋ぎ、ヒメマス釣りから始めます。
今回はキスロッド+カウンター付きベイトリール+ウィリー仕掛けの組み合わせに、
バスロッド+スピニングリール+アジ用サビキの組み合わせを加え2本竿としました。
前回持ち帰ったヒメマスの美味しさに、もう少し釣りたいという願望の現れです。
水深は42m強。
反応は底の方に見られますが、ヒメマスのタナは上の方のはず。
2本のうち1本を5m、もう1本を8~10mに設定して回遊を待つ作戦。
釣り始めて10分ほどでヒメマスが釣れました。
その後、ダブルでかかったり。
しばらく釣れないので移動しようかな、と思う頃に、
プルプルッとアタリがあってヒメマスが釣れてきます。
周辺のボートを見るとほとんど釣れていない様子。
さっさとディープワカサギにシフトしている人も。
ぐっちゃんも1本だけワカサギ竿を出しましたが、
前週に比べると深場のワカサギは少なくなっている感じでした。
ヒメマスは予定の8:00までに7尾をゲット!
最初の1尾はバスロットの方でしたが、残りは全てキスロッドの方にかかりました。
ウィリー仕掛けが良かったのかもしれません。
一方でディープワカサギは5尾で終了です。
気が付くと周りのブイからボートは移動して、浅場のワカサギポイントへ移動してしまい、
8:00まで沖で頑張っていたのはぐっちゃんともう一艇のみでした。
ヒメマス7尾は十分に満足出来る結果なので、
ぐっちゃんもワカサギポイントに移動することにしました。
狙っていたポイントには数艇のワカサギ釣りのボートがいて、
そこにぐっちゃんと一緒だった沖から移動のボートも加わって、
なかなかに過密です。
ワカサギ釣りはわずかなポイントの差が釣果に影響します。
浅めの方が魚影は濃いのですが、岸に近づくほど藻が密生していて、
根掛かりリスクも高くなります。
これは前週で学習済み。
Goodポイントで、先客の邪魔にならない場所を求め、
アンカーを入れ直すこと3回。
ようやくここに腰を落ち着けようというポイントを見つけたのは8:48。
朝からやっている人に比べれば4時間近いハンデですが、
ヒメマスを7尾持っていますから余裕です(笑)
一緒に沖のブイで釣っていた方々、ほとんどヒメマスは釣れていないはずですから。
ここからはワカサギ本気モードです。
1本竿で釣りながらもう1本を用意します。
2本竿になる前、わずか1分でツ抜け。
30分で50尾突破。既に2本竿体制が完了しています。
このあたりから確変。
20分50尾ペースで束達成が9:39。
150尾は10:10。時速100尾とちょっとペースダウン。
少し東風が吹き、湖面がざわついた感じになりましたが、
これが功を奏し、ご覧のような激熱反応が続きます。
またしても20分で50尾追加、時速150尾ペースに。
あっという間にプラケースはワカサギでいっぱいになります。
西湖のワカサギは全体に大きめ。
また浅場と言えど抱卵した良型も見られます。
4連。
5連。
明らかに前週よりも良いペースで進んでいます。
時速150尾ペースで進みます。
このペースは多点がけが大半でないと達成できません。
終始こんな激熱反応で、溜まったプラケースからワカサギをフリーザーパックに移す暇もありません。
この100尾は時速175尾ペースです。
このあたりがこの日のピークでしたね。
ライントラブルなどがあって少しペースダウン。
再びペースアップ。
このペースで行けば、時間を掛ければ魔界まで行けるかな、と思ったのがこの頃です。
ちなみにワカサギ師にとって魔界=10束=1000尾です。
3時間半で500尾ですから、
このペースが維持できれば16:00頃に魔界に突入するという皮算用です。
余計なことを考えていたら一気にペースが落ちました。
50尾に35分かかっています。
この原因は風向き。
東から西風に変わり、
更に若干岸から沖に向いて吹いています。
アンカーロープの長さ分ボートが沖側に移動して、
水深も少し深くなります。
水深11~12mくらいを維持していた時が絶好調で、
風向きが変わったことによって13.5mくらいになりました。
全く釣れないわけではありませんが、明らかに群れの入りが悪くなりました。
多点がけが少なくなり、乗りも悪くなった気がします。
この後本当に釣れなくなって、若干の移動を決意。
少し岸寄りに移動し、水深10m~11mで落ち着くようにアンカリングし直しました。
これによって少しアタリが戻りましたが、
半面で毎回藻が引っかかって下針についてくるようになりました。
効率ダウンと共に、時には針を持って行かれたりして仕掛け交換も。
この50尾に1時間近くかかり、この時点で魔界入りは断念することに。
前週の606尾を突破したら、後は時間との兼ね合いで終了することにします。
悪戦苦闘しながら少しペースを戻し、14:14に650尾。
こうなったら700尾まで釣って終わりましょう。
風が強くボートがいろんな向きに流されて、
仕掛が斜めになることも多数。
670尾ほどの時にワカサギ仕掛けとヒメマス仕掛けを絡めてしまって、
右の竿とヒメマスロッドは片付けてしまいました。
1時間以上かけて50尾を追加して700尾達成。
道具を片付けながら釣っていたら、
サップの集団が通過し、
すぐ目の前で一人、「ドボンッ」と湖に落ちました。
上の写真の一番右の人がその落ちた人です。
必至に這い上がった直後の図(笑)
おいおい、もう目標達成しているからいいけど、
絶好調時にやられて魚が散ってしまったら笑えないですよ。
せめてボートとの間は5mは開けて通過して欲しいものです。
最終的にワカサギは710尾で終了。
実はワカサギ釣りの最中に仕掛けを垂らしていたヒメマスロッドに、
2度ヒメマスがかかって9尾になりました。
ちなみにワカサギロッドにも10cmほどのチビヒメマスが一度かかったのですが、
さすがに持ち帰るには小さすぎたのでリリースしました。
4点がけだと思ってよく見てみたら、1尾だけ姿形が違っていて気が付きました(笑)
Lサイズのフリーザーパックはもうこれ以入らないほどパンパンです。
丸美さんの店舗に戻って軽量。
ワカサギ710尾で2670g。
1尾あたり4g近くあるというところが西湖のすごいところですね。
季節は若干違いますが、3月の相模湖では1尾2.5gくらいでしたし、
先月の山中湖でも1尾3g弱でしたから。
ヒメマスは9尾で300g。
あれ?この写真をよく見るとヒメマスが10尾いますよ。
どこかでカウント忘れしていたようです。
この記事を書いていて気づきました。
1尾30gくらいしかないんですね。
この日も丸美さんの釣果報告に掲載されました。
ブイ釣りではヒメマスはぐっちゃんが一番多かったって事ですね。
釣果記録から抜粋。
自分でも満足気ないい顔をしていると思います(お見せできませんけど・笑)
早速ヒメマスを塩焼きで食べましたが、
やっぱり美味しいですね。
釣り味は決して面白くないヒメマス釣りですが、
味は格別です。
今週も大満足の釣りになりました。
ワカサギは実質6時間30分の釣りで710尾ですから、
時速100尾を超えています。
西湖、恐るべし!
今回も朝からワカサギに専念していれば魔界間違いなかったでしょうけどね。
正直ワカサギは持ち帰るのに抵抗感が出てきています(爆)
一応、この春のワカサギ釣りはこれで終わりの予定です。
例年であれば春のヒラマサベストシーズンです。
何とか天気が落ち着いて欲しいですね。
それではまた おやすみなさい
これなら仮に釣れなくても辛抱ができそうです。
それにしても、今やどこに行かれても安定の釣果ですね。
余り大きい個体よりも丸揚げで食すわけですから、ほどほどの大きさが良いと思うのですが、どうなんでしょうか。
まさにその通りで、寒さや雨が無ければ外気を直接浴びながらの釣りの方がらしいと思います。
他のボートとの位置関係はともかく、1m横に他人がいるドーム船に比べれば、気を遣う必要はないし、お祭りもありません。
秋は暖かい陽気で良く釣れるイメージですが、春にこのパターンを満喫できるのは西湖ならではです。
サイズが大きいワカサギは塩焼きにするとほぼシシャモです(笑)
8~10cmほどのやや大きめの子持ちワカサギが、どの食べ方をするにも一番美味しいように思います。