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愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

2023年タナゴ&小物釣り⑰ ~千葉県内の野池で爆釣~

2023年04月24日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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この週末も風が強めで波も高め。

外房ボート釣りはまたしても断念です。

他の釣りができる以上、無理して海に出る必要はないというのが本音。

22日はタナゴ釣り、23日は西湖でワカサギ釣りを計画しました。

 

22日の土曜日、いつもの手賀沼や霞ヶ浦ではなく、

千葉県の東南方面に向かいました。

以前手賀沼で一緒になったタナゴ師から、

野池だがタナゴの魚影が濃いところがあると聞いてチェックしていたポイントです。

ただ、情報を聞いたのは真冬。

簡単に他の水系に移動できる距離でもありませんし、

なんとなく気になっていたものの足が向きませんでした。

そして今は春です。

情報がまだ生きているかも怪しいうえ、季節も変わってしまいました。

 

ぐっちゃんはボート釣りやアジングのランガンのおかげで、

千葉県内の道路はかなり詳しいです。

今回のポイントはもちろん行ったことはありませんが、

周辺のイメージからある適度の土地勘とその池の立地が想像できました。

野池と書いていますが、水田に水を供給する機能を持っている溜池のような気がしますね。

 

今回は「千葉県内の野池」とだけ書くことにします。

理由は、かなりの秘境で道路や駐車場の状況が悪く、

2台も車が停められないような場所だからです。

万が一このブログが原因で人が殺到しても、

それを受け入れるキャパが無いというのが理由です。

人から教わったポイントなので、けっこう有名なのかもしれませんが、

ぐっちゃんはこのポイントは聞かれても教えないつもりですので、

ご容赦願います。

 

半信半疑でハンドルを握り、

辿り着いたのはこんな池でした。

 

池の入り口から奥はこんな道になっていて、軽自動車が何とか進める程度。

歩いて奥まで行ってみましたが、

既にきちんとした道としての機能を失っており、

Uターンもできないので徒歩で進むしかないという状態でした。

 

池の手前までの道も狭く、

ぐっちゃんは何とか端に寄せて駐車しましたが、

もう1台停めようとすれば、道を塞ぐ必要があるという感じでした。 

 

池にはヘラブナ師が作ったと思われる釣り座がいくつか設置されていて、

奥の歩いて行ける範囲までに4、5か所ありました。

ヘラ師の努力と根性に脱帽です。

おそらく彼らはヘラブナの放流もしている(していた?)のでしょう。

この場所を公開しないのは、このヘラ師に遠慮しているのもあります。

この日は誰も来ませんでしたけど…。

 

この日は気温がやや低めで13℃くらいでした。

予報に反して雲が厚く日差しはありません。

時々ポツポツと雨が落ちてくるのは想定外。

寒さに耐えながらレインウェアを着て釣りをする形となりました。

雨は朝イチだけでその後は降りませんでしたけど。

 

一番手前の一番大きな足場の端っこに今回は釣り座を構えました。

池の水は茶色ですが、透明度は3、40cmあります。

魚の気配を感じなかったのですが、

とりあえず仕掛けをセットしてタナゴグルテンを投入。

釣り始めは7:30を少し回っていましたね。

アタリが無いので仕掛けを上げようとすると、

「プルプルッ」

と最近少し慣れた感触が。

なんと、1投目からタナゴが釣れてしまいました。

 

その後、頻繁にアタリが出るようになり、

よく見ると魚が大量に集まってきたのがわかりました。

 

一言で言えば入れ食い、という感じ。

もちろん腕が伴わないので100%はかかりませんが、

高確率で良型のタナゴが釣れてきます。

 

釣り始めて15分で11尾。ツ抜けです。

10じゃないのは写真を撮り忘れたからです。

忙しすぎて(笑)

 

釣れるときは1投1殺という感じで連続で釣れます。

いきなりアタリがなくなることもありますが、

その理由はしばらくしてわかりました。

ぐっちゃんのグルテン餌に反応して、

30cm~50cmくらいの鯉が何尾も、悠々と泳いで行くんです。

で、鯉が通るたびにアタリが止まる、と。

 

外道は定番のクチボソですが、実は半日やって3尾ほどしか釣れませんでした。

ほとんどがタナゴだったんです。

 

順調に数を伸ばして、

開始1時間で50尾に達しました。

こ、これは…、

今年の3大目標、

①ヒラマサを5本以上釣る。

②ワカサギの10束釣りを達成する。

③タイリクバラタナゴの束釣りを達成する。

のうち、

③のタイリクバラタナゴの束(100)釣りが達成できるかもしれないと感じました。

今年の目標を記載した年初の記事はこちらから。

 

その後も順調に釣れ続き、

ペースは落ちたものの10:13に100尾達成。

おおよそ2時間半ほどで束達成。

今年の目標のふたつ目を達成しました。

後はヒラマサ5本だけですね…、これが一番可能性高いと思ったのに…(;^_^A

 

ここで一度タナゴの記念撮影を敢行。

これでも釣ったタナゴの半分も入れていません。

小さな弁当箱では良型タナゴは30尾ほどで底が見えなくなります。 

 

その後110尾ほど釣ったところでほとんどアタリがなくなり、

たまにあたっても食い込みが悪く乗らない時間が続きました。

かなり鯉攻撃が激しかったようです。

さらに自分で研いだ針もダメになっていたようで、

市販の針に変えたら釣れたという事もありました。

1時間ほどしてまた食いが戻り順調に釣れるようになりました。

これは過去最高サイズのメスです。

輸卵管もばっちり出ていますね。

 

12:25に150尾に到達。

1時間以上の停滞が響きました。

13:00になったらやめようとラストスパートをかけます。

この頃にも鯉は時々通るのですが、

タナゴの食いが戻るまでの時間がかなり短縮されました。

 

これはこの日の最大サイズのオスです。

7cm以上あると思います。

素晴らしい発色ですね。

 

13:00に180尾で納竿しました。

もっと粘れば200も300も可能性はあったと思いますが、

実は「腰」に来てしまっていたんです。

窮屈な格好で少し斜めになって釣りをしていた関係か、

途中で立ち上がった時に「ぎっくり腰」のような激痛が走ったんです。

座って立ち上がってをするたびに走る違和感と激痛に、

耐え切れなくなっていたんですね。

 

最後の撮影は鑑賞ケースで。

オスはほとんどきれいに発色し、

メスは輸卵管を出しているものが多かったです。

 

まさに、「春になったら簡単に釣れるよ」を実践した感じでした。

おそらくここのタナゴは釣る人も少なくて擦れていないんでしょう。

 

2つ目の目標をクリアした達成感はありましたが、

代償も大きかったです。

翌日次女と同行する予定だった西湖のワカサギ釣りは、

腰の状況が悪く満足に歩くことも困難なので断念せざる得ませんでした。

一晩寝れば少し良くなるでしょうが、

同じような姿勢を続けるワカサギ釣りは致命傷になりかねませんから。

帰り道で見つけた温泉に浸かって少し腰は回復しましたが、

それでもローボートを湖から引き揚げるパワーは出せない感じなので、

23日の日曜日は良くて近場の家族サービスですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

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2 コメント

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Unknown (五目漁師)
2023-04-24 08:37:08
目隠しされた一枚目の写真などは、見ようによってアマゾンの支流と言われてもわからないですね。
それにしても、房総の海原、湖、渓流、そしてあぜ道の横を流れる溝まで、1mのヒラマサから5cmほどのタナゴまで、釣りのジャンルの中でも両極端ですね。
人のというか、ぐっちゃんの興味の向き先に興味津々です。面白いもんですね。

以前にもお聞きしたかもしれませんが、バケツの中に生け捕ったタナゴはどうされるのでしょうか。
ワカサギの様に食べられることもなさそうですし、当初は綺麗な魚なので観賞用と聞いて納得していたのですが束釣りともなると、行方も気になります。
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五目漁師さんへ (ぐっちゃん)
2023-04-24 13:57:34
五目漁師さん、コメントありがとうございます。
 
いろいろなストレスを忘れて一点に集中できる、という意味では、どの釣りも変わらないのではと思います。
もともとヘラブナやクロダイ釣りをやっていた関係で、目でアタリを取る(浮きや穂先ですね)釣りは大好きです。わかさぎやタナゴはそこにはまりましたね。
メーターサイズのヒラマサを上げた時の達成感と、自信の仕掛けで思うようにタナゴが釣れた時の達成感は、全く別のようで似たようなところがあると思います。1尾の満足度ではヒラマサに軍配ですが、釣りとしてのトータルの達成感はまた別です。
内陸部の方が風や海況に影響されず釣りができる日が多いというのもGoodポイントです。ここまで天候が悪いと、海のボート釣りって…って思いますよ。
 
タナゴですが、原則写真を撮ってリリースです。よほどきれいな個体でも、家に持ち帰れば色は落ちてしまいますし、外から魚を入れるのは病気のリスクがあるので最近はあまりしていません。
家の庭に120リットルのプラ容器があって、そこで一部飼っていますが、あまり増やすと管理が追いつきません。
初期から飼っているタナゴが産卵して稚魚が泳ぎだす、なんていうのも楽しいです。いま一匹だけ稚魚が泳いでいます(笑)
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