趣味の音楽とブログ

日々の日記とギター・マンドリンに関する情報

風よけ

2009年12月21日 08時47分53秒 | 日記
田舎でもボロ屋はほとんど見られなくなった。
子供の頃の記憶では、この時期になると母親が障子(しょうじ)張りをしたり、家の周りの痛んでいる外壁に稲ワラや養蚕で使った桑の棒の部分を束ねて風よけにした。
家庭菜園程度の野菜には、葉っぱの付いているしのを切って風よけにする。

ほとんどの農家では母屋(おもや)の北側に、杉の木や樫(かし)の木などを植えて上州名物のからっ風に備えた。
竹藪(たけやぶ)は地震に強いと言われるが、びっしり張り巡らされた根っこで地割れが防げると思ったのだろう。
多少は効果があるだろうが、活断層のずれによる地割れにまでは対処できない。
近所の竹藪も毎年、伸びた竹を折り曲げたり切ったりしてくねを作り直す。

まあ、短冊(たんざく)のない七夕飾りを寝かせたようなもの
くね
は、この辺の方言なのだろうかいわゆる垣根(かきね)のこと。
干し柿が吊してある風景も秋から冬にかけて見られるが・・・
遠目には絶対に柿(かき)だと思っていた

先入観とは恐ろしい
日曜日は散歩コースを変更するが、その道路沿いの木にぶら下げてある。
近寄って見ると、柿より小さい。
何とミニトマトだった。
トマトを干したって食えないだろうに
あるいは野鳥の餌(えさ)に下げておいたのかも知れない。
田舎の人は気がやさしく思いやりがある。
私も田舎者ですが・・・
都会の人が薄情だと言う意味ではありません

中央マンドリン楽団のページへリンクします。

群馬中央ギター学院のページへリンクします。

ぐんま自分史の会のページへリンクします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コメント処理 | トップ | 悲喜こもごも »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事