くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

サランノバホテル~2012年4月28日KKのホテル

2012-05-28 22:04:38 | ボルネオ
Sarangnova Hotel


きょうのホテルは、ガヤストリートにあるサランノバホテル。
ジスコのツアーではシャングリラ利用だけれど、同じ金額で、もうちょっとましなところに泊まれるはず。
ジスコには悪いが、KKのホテルも個人手配にさせてもらった。

去年のGWには、安くて新しいホテルに泊まったら、まさしくyou get what you pay forで、CITITEL EXPRESSは狭すぎ、GAYA CENTREはトイレが臭すぎだった。
今回は、KK着が18時半、ホテルに着くのは19時をまわるし、翌朝6時半にはホテルを出るから、寝るだけ。
なるべく安いホテルにしようと、アゴダで探すと、またまたKKのホテルが増殖していた。
何件か迷うホテルがあったが、立地と値段と新しさと見た目で、プチホテルふうのサランノバに決定。
Sarangはマレー語で「巣」。Novaはマレー語じゃなさそうだが、「新しい」かな?
「巣」だから、たいしたことはないに決まってる。
でも、ツインで3800円程度、ブティックホテルと称していて、トリップアドバイザーでは、「トラベラーズアワード2012受賞、おしゃれなホテル」に輝いていた。
何よりも、まわりがkedai kopiだらけで、B級グルメマニアには、ありがたい。
カジュアルにビールを飲めるシュガーブンや、ハッピーアワーがお得なキナバルダヤにも近い。
サバの大型スーパーマーケットの中では一番ダサい、ミレメワも近い。
おまけに、レートがいちばんよい両替商が入っているウィスマムルデカも近い。
オシャレなホテルに安く泊まれて、安く飲み食いして、安く買い物ができる、願ったり叶ったり!
・・・だとよいな。
まあ、値段が値段だから、多くはのぞめないけれど。


チェックイン
きょうの香港DELAY祭りで、ホテルに着いたのは、21時35分過ぎ。
ベルボーイはおらず、自分でドアを開けてホテルに入ると、正面のレセプションには誰もいない。
狭いロビーには、デスクトップが2台置かれていて、ローカルのおにいちゃんがネットサーフィン中。
そしてレセプションの前には、本日満室の掲示。
満室だとスタッフ、いなくなっちゃうのかな?
そういえば外人のレビューに、夜着いたらスタッフいなくて、10分待ったと書いてあったな。
レセプションにチーンと鳴らすやつでもあるのかな?と思いながらカウンターにすすむと、ネットサーフィン中のおにいちゃんが、あわててカウンターに飛び込んできた。
Tシャツにジーンズだったのでまさかホテルのフロント担当とは思わなかった。
バウチャーを渡すと、すぐにキーを渡された。
宿泊カード記入も、パスポートチェックも、デポジットも不要。
秒殺チェックイン。
なんてゆるいんだ。


トリなホテル
私の部屋は2階。
リフトはある。
ベルボーイはいないので、荷物は自分で持ってゆく。
部屋のドアには、トリ。


室内、狭いが、想像していたほどではない。
そして、壁にはトリphoto。

サランノバは、ボルネオの野鳥をテーマにしており、24ある部屋のすべてに、異なるトリさんがフィーチャーされているんだそうだ。

ベッドリネンはぼろい。・・・1泊だから、我慢するか・・・
壁に埋め込んだ液晶薄型テレビは、前のめりになっている。・・・TV見ている時間もないか・・・。

Do Not Disturbもトリ。


Please Make My Roomもトリ。


カーテンを開けたら、商店街というか飲食店街ビュー。
景色はよくないが、昔ながらのKKの景色にホッとする。


バスルーム
トイレ掃除はちゃんとされているが、便器の黒ずみがすごい。・・・トイレハイター、今すぐほしい・・・


そして、スタンディングシャワー。

シャワーブース内は、細部をよく見ちゃいけない感じ。
ソープトレイには、古い石けんがはりついているし、隅っこを見ると、カビが・・・
・・・カビキラーとバスマジックリンが欲しい・・・
でも、明日から6泊7日のC/Eのキャビン暮らしを考えれば、ましだけど、やはり1泊が限界かな。

部屋をひととおりチェックしたら、さっさとバクテ屋へゆこう。
機内食からそうそう時間がたっていないので、今日は肉抜きのスープだけにしてもらうんだ。
ロビーに降りると、またレセプションのおにいちゃんは、ネットサーフィンに戻っていた。
「WiFiにつなぎたいんだけど・・・」と言うと、笑っちまうほど単純なパスワードを口頭で教えてくれた。


金記肉骨茶
このあたりでは、安いチャイニーズレストランには不自由しない。
バクテ屋が数軒あるし、ローカルがいつも行列のチャイニーズレストラン、Ang's Hotel下のFatt Keeも近い。
歩いてせいぜい3分程度の、ジェッセルトンホテル前の佑記肉骨茶に行こうと思ったら、ホテルを出てすぐに、金記肉骨茶があるではないか。
金記には、何年も前に、1回しか来たことがない。
ノーマルバクテと、ハーブの強いバクテと、チリのきいたバクテがあったはず。
いつもすいているイメージがあるが、今晩は、まさに22時をまわろうというのに、結構お客がいる。
もう遅いし、金記でいーか。
テーブルにつき、「スープだけ!」と言おうと思っていたが、肉だけか内臓込みか聞かれたら、口が勝手に「MIX PLEASE!」と動いてしまった。

まず、チリ・ガーリックセットがやってきた。これだけでテンションあがる。


続いて、油揚げや、揚げパンみたいなやつ。おなかすいてないけど・・・


そして、肉骨茶スープ登場。



灰汁が多い!?




結局、おなかもすいていないのに、ごはんともどもおいしく完食。
揚げパンも油揚げも、ぺろり。
食べやすい味で、金記肉骨茶も、悪くない。

ごちそうさま。金記さん。


フライトがディレったおかげで、きょうは、ショッピングセンターにも、スーパーにも行けなかった。
この界隈には、コンビニも結構あるので、ミネラルウォーターとビール調達に、ちょこっと寄ってから帰ろう。
最寄りのセブンイレブンに寄るが、なぜか、もう少し離れたところにあるセブンに行くことにした。
結局、新記肉骨茶の前も、佑記肉骨茶の前も、通ることとなった。
ヤオキー(佑記)、シンキー(新記)、カムキー(金記)YO!・・・ラップか?
コンビニも、セブンとオレンジ、双方で買い物をしてしまった。
こちらのコンビニは、プラスチックバッグに入れてもらうと20センとられる。


ホテルに戻り、カビを気にしながらシャワーを浴びて、なんだかんだで、寝るのは午前さま。
外を見ると、斜め前は、24h営業のレストランで、電気こうこう。


それに、深夜まで、どこからか生演奏が響いてくる。
まあ、これは、ハイアットに泊まっても、部屋の位置によってはシェナニガンのライブがうるさかったりするので、どこに泊まっても起こりうること。


4月29日(日
タワウゆきMH2121便は7:20発。
オンラインチェックインも完了しているので、急ぐことはないのだが、急ぐ。
毎度のことだが、日本人のKK-タワウ大移動で、空港が混む前に荷物をドロップしたいから、先手必勝路線。
通常のピックアップは5時半だから、それより早く移動開始!

4:45に、iPhoneのアラームで起床で、寝不足。
起きたら、ホテルのWiFiはつながらない。
アクセスポイント自体が見えない。電源オフされたか?
5時15分、ロビーに降りると、レセプションデスクは真っ暗。
カウンターをのぞくと、きのうのお兄ちゃんが、タオルケットかぶって眠っていた。
もそもそと起き上がり、完全に寝ぼけた状態のところにキーを「ハイ」と渡したら、チェックアウト完了。
最後まで、ゆるいホテルだ。
「タクシーは?」と尋ねると、ここからは呼べないという。
KKのホテルには、いろいろ泊まったけれど、ホテル前からタクシーに乗れないホテルははじめてだ。
まあ、1,2分も歩けば、タクシースタンドだからいいや。

さて、外へ出ると、夜明け前なのに、妙に騒がしい。
みんなテントを貼ったり作業中。
そういえば、きょうは日曜日。
ここはガヤストリート。
サンデーマーケットだ!
日中は、人混みと強い日差しで、ばてばてになるが、今なら涼しい。
ちょっとのぞいちゃおうかな!?


<つづく>


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