Salsa する?

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女の事情。。佐々木忠昭厩舎 番外編 

2014-03-25 11:20:23 | ドキュメンタリー・その他



毎週土曜日のお昼TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」で、
「スポットライト」という珍しくて面白いコーナーがある。
有名・無名を問わず、日本の色んな職種の最前線にいる人を招き、
久米宏が世の中に知られてない事をガンガン質問していく。

久米宏と云う人は基本意地悪な性格だが、このコーナだけは別格扱い。
なぜならココに招かれる人達は、専門職にくさびを打った先駆者だからだ。
毎回、ネジを扱う世界トップの中小企業の創設者・桶作りの名人など。。
TVの世界では取りあげられることは、まずない。
今回は自らの人生を全てを投げ打っても、
好きなものを解りたいと日々奮闘する女性の登場だった。



◆大井競馬場・佐々木忠昭厩舎 平子悠子厩務員◆


10数年前、平子悠子さんは目指す職業に就こうと岩手から上京。
親の仕送りで専門学校に通ってる時、
エアーグルーブという一頭の馬に出会ってしまった。

彼女はエアーグルーブを見た瞬間、何が自分に起こったか解らなかった。
でもその瞬間から生活が一変してしまった。

最初はエアグルーブを見たくて競馬場に通った。
エアーグルーブの追っかけになり、馬券を買っていた。
雌馬なのに断然強いエアグルーブは勝ち続け、
当然ながら馬券を買ってる平子さんもお金が入る。

だが彼女は馬券を買うのを止め、
競馬場のレースでエアグルーブが勝つ事を祈り続ける日々。

「馬券を買うというヨコシマな気持ちが、
エアグルーブに失礼なので止めたんです」

ここまでくると次元の違う好きさ。。で、久米宏の声にもギアチェンジが入った。



◆好きになるのに 理由はないです…◆


で、彼女は馬の傍にいられる職業を選んだ
それが大井・佐々木厩舎の厩務員だった。
当時は女性の厩務員は佐々木厩舎に一人だけ。
今も佐々木厩舎は3人の内2人が女性という珍しいケース。

10年前とうとう夢が叶い、それ以来毎朝1時起床、夕方5時に就寝。
昼夜逆転の生活が10年間続いている。
競走馬は毎日深夜に身体を洗い手入れをする。
レースを終えた日の馬の目は砂でいっぱいになる。
厩務員は馬の目を水でジャンジャン洗い流し取り除いてあげる。
レース中の馬は絶対瞬きをしないため、
後ろを走る馬ほど砂でジャリジャリだと愛おしそうに話す。

久米さんが
「結婚しないんですか?」と訊くと

平子さん
「ん。。。結婚が出来たらしますけど。。

ずーーーと馬といたいし、

馬の言葉とか思ってることは、なかなか解からない

例えば世話してる子が

『平子のメシはマズイなぁ~』とか解りたいww

今日もラジオで色々話してくるね♪って馬たちに言ってきましたよ!

どこが好きなの?って訊かれるんですけど

好きになるのに理屈はないです…」

普段は意地悪な質問で突く久米さんも、
平子さんの真っ直ぐで揺るがない言葉と好きの次元がウルトラ級に
「へぇ~」を連発。
好きだ!という無垢な気持には歯が立たなかった。。



そして、この言葉にシビレたのがラジオの前にいたワタシだった。。
だって、、サルサもこのブログもなんで続けてるのか?

一目惚れ。。ってヤツ

タマタマ一筋も二筋縄でも敵わない、難攻不落のサルサ。

理屈じゃなく、好きだから。。
解らないから、解りたい。。。。

サルサはこんな曲で男女が「あうんの呼吸」で踊るの
With You-Contigo←切なく美しい曲デス…

永遠の謎に終わらないように、今日も書いたよ。

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