最近、我が家の諸事情で昼間はほぼ家にいる。
正しい主婦をしてるつもりが、かなり大ボケ主婦。
そんなワタシをニャンコの大吉クンがフォロー&フォロー。
携帯のマナーモードが鳴れば教えに。
洗面所の水が溢れそうになれば血相変えて教えてくれる。
ベランダに明日実チャンを閉じ込めれば助けに行く大吉クン。
サザエさんのように気楽に楽しくやっていた。
が、忍び寄る諸事情が、予想以上の速さで重さを増し始めた。
◆スタンド・バイ・ミー◆
そんなワタシを見かねた左大臣から、友人達のいる夜のサルサ場への許可が。
サルサを知らない左大臣は「サルサの梯子をして来い!」と、
物凄い極端なお許しの言葉を。。
その言葉を機に、ちょこちょこ色んな場所に出没。
出るからには、いままでのサルサ総決算をする覚悟で。。
しかも、いつ出れなくなるかもしれぬ状況に、
思い切りラテン女でサルサ総決算に臨んだ。
そのお蔭か?
2カ月で男性の顔見知りも出来、笑顔で手を差し伸べてもらえるように。
ほんの2時間のフリーダンスがこの上もない癒しに。
顔見知りになると少しづつ見えてくる日常。
踊りながらボソッ、座って休憩にポツポツ・・話す。
そんな会話で崖っぷち的な日常がちらほらと見え隠れ。
仕事・人生の岐路、病気など、踊ってる姿とは裏腹…
サルサに没頭する時間は唯一自分たちの大切な時間。
踊りに来てる時は、みんな単純明快なサルサラバーに。
サルサ場って、映画「スタンド・バイ・ミー」に出てくる
大きな木の上に組み立てた小屋と同じ。
性格も家庭環境も全く違う仲間が、いつもその場所に集まり、
たわいもない話しに興じながら仲間意識が強い。
もしかしたら人生の中でこの小屋にいる時間は、特別な時間なのかもしれない。
◆ワタシのスタンド・バイ・ミー…◆
カッコよく書いてるけど、ワタシが好んで行くサルサ場は変わり者ばかり。
一番の筆頭は先生。
コア過ぎる。。難易度が高い。
1年間は身体の筋肉に意識を集中する訓練をしなければ
出来ないアイソレーションばかり。
ワタシの友人達もこの「虎の穴」で身体の使い方が巧くなった。
その中の一人の女友達が
「色んな所でサルサやアイソレーションをやってるのに、3キロ増えた・・
お尻と腰周りに肉がついて落ちないのよ~」
そんな話を聞いていた矢先、先生が彼女に言い放った。
「あれ!○○さん 太った~?いいよ♪イイよ♪
これでキューバ行ったら、凄くモテルヨ~~♡」
乙女心がグジャグジャになりそうな事を楽しげに言う先生。
ここに来ると、なんの気負いもなく喉チンコが見えるくらい笑う。
そして一生懸命練習する。
ただそれだけでイイ!
人にはスタンド・バイ・ミーの場所はあった方が人生豊かになるよ。。
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