グッドぐんま 2

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狩人バチ

2008年07月31日 23時11分53秒 | 自然観察
先日、立て続けに狩人バチを見ることができました。
狩人バチとはベッコウバチやジガバチなど、イモムシやクモを捕らえて幼虫の餌にするハチのことです。

オオモンクロベッコウ

ベッコウバチの仲間は専らクモを狩ります。このオオモンクロベッコウも大きなクモを重そうに引きずっていました。

どこまで運ぶのだろうと、しばらく観察していたのですが、途中で2回ほど休みを入れて50m程進んだでしょうか。穴に運び込むところまでは見届けることができませんでした。

ジガバチ

ジガバチの獲物はイモムシ。細い体でよくもこんな大きな獲物を運べるなぁと感心してしまいます。

狩人バチたちは、獲物を毒針で刺し殺す訳ではありません。新鮮な餌を幼虫に食べさせるために、獲物を動けないように麻痺させてあるのです。生きているので躍り食いみたいなものですかね。

狩人バチたちの姿をみると、子供の頃に読んだファーブル昆虫記を思い出します。