グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんま昆虫の森  真夏の雑木林

2010年07月20日 22時46分16秒 | ぐんま昆虫の森
梅雨明け後、毎日同じような書き出しで恐縮ですが・・・
今日も暑かったですねぇ~
前橋の最高気温は37.3℃、二日続けての猛暑日でした。
ちなみに今日、全国で一番暑かったのは群馬県の伊勢崎で38.0℃。2位が前橋と岐阜県の多治見。

今日は夏休みだったので、この暑さの中、ぐんま昆虫の森に行ってきました。

林縁では、ヤマユリが見頃。



ヤマユリは雑木林に真夏の訪れを告げる花です。

“野の花”の中では飛び抜けてゴージャスな花ですよね。

ヤマユリを見ると、どうしてこんなに豪華絢爛なはなを咲かせる必要があるのだろう・・・?と、いつも不思議に思ってしまいます。
だって、花の重さを自分では支えきれないくらいなんですから・・・


雑木林の昆虫酒場では、カブトムシの数がだいぶ増えてきました。






一級ポイントの酒場は、捕獲禁止の観察場所になっていますので、カブトムシがウジャウジャと群れているのを見ることができます。

夢のような世界です(^^)





酒場で威張っていたカブトムシのツノに飛んできたカナブンが止まって、カブトムシが慌てているシーンです(^o^)


ところで、カブトムシは黒っぽいものから赤茶色のものまで、体色にバリエーションがありますが、この体色の違いはどうして生じるのでしょう?
幼虫時代の餌や生息環境?、それとも遺伝的に決まっているのか?
以前、カブトムシを繁殖させていたことがあるのですが、その時は赤っぽい体色の個体が多かったように記憶しています。

赤みのつよい個体


小型のコクワガタ

コクワガタも大型の個体は大顎の内側の歯が発達してカッコイイのですが、小型の個体になると、大顎がとても小さくなり、オスだかメスだか間違えちゃいそうなのもいますね。

ノコギリクワガタ


樹液酒場の甲虫類以外のお客様
オオムラサキ

バサバサと羽音を立てながら樹液酒場にやってくるオオムラサキはさすが国蝶!って感じの貫禄があります。 英名は、Great purple emperor




樹液を吸っている時は翅をたたんでいることがほとんどなので、きれいに翅を広げた写真はなかなか撮ることができません(^^;)

ルリタテハ

翅を閉じていると樹皮と見分けが付かないほど地味ですが、翅の表側は美しい瑠璃色。
私の大好きな蝶の一つです。
英名は、Blue Admiral 青い提督

樹液酒場の要注意人物、オオスズメバチ

こちらが手荒なことをしなければ襲ってくることはありませんが、怒らせないように注意しましょうね。威嚇されたら静かにその場から離れましょう。
たまに、捕虫網でスズメバチにちょっかいを出すおバカなお子様がいることがありますので、そんな時は大きな声で叱ってあげましょう。
一つ目の動画の後半にオオスズメバチが登場してきますが、カブトムシやカナブンの脚を狙って囓っています。

その他の虫は、また明日・・・



ぐんま昆虫の森は、一般的には子供向けの施設と思われているけれど、オレにとってのぐんま昆虫の森は、楽しかった“あの頃”に帰れる場所なのさ・・・