グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

真壁調整池のカワウ

2013年03月14日 22時37分41秒 | バードウォッチング
夕方、カワウの調査のため、渋川市の真壁調整池へ。
真壁調整池は昭和3年(1928年)に竣工した広さ13ヘクタールの人工湖。利根川の綾戸ダムで取水した水を貯め、佐久発電所の発電用として使用しています。
池の周囲はフェンスで囲まれ、人の立ち入りができないため、カワウにとっては安全な繁殖地です。



今日の調査では、40弱の営巣が確認できました。今は抱卵中のようです。



カワウは元々、沿岸域や河口域を主な生息地としており、内陸に位置する群馬県ではほとんど見られなかった鳥でした。それが今では県内にもコロニー(集団営巣地)が形成され、珍しくない普通の鳥になってしまいました。日本の自然は、ちょっと変な状況になっていますね。