9月1日に紹介した我が家のキンカンにいるアゲハ(ナミアゲハ)の幼虫。
この暑さの中でも葉っぱをモリモリ食べ、順調に成育中です。
アゲハ類の幼虫は他の蝶には無い、ある特徴を持っています。
敵から攻撃を受けた際に飛び出す、臭い角です。「臭角」と呼ばれます。
臭角は、普段は頭部と胸部の間の背中側の皮膚の下に格納されているのですが、幼虫を触ったりすると、収納されていた臭角を反転させて突き出し、敵を威嚇します。臭角の表面は揮発性の分泌物で覆われていて、独特の匂いを発散させます。
昆虫写真家の海野和男氏は「小諸日記」の中で、「ぼくなどは子供の頃は、ミカンの葉のような香りに思えて、このにおいがとても好きだった。」と述べていますが、こういう人は少数派でしょう (^^;)
あの何とも言えない強烈な匂いの素は、主にテルペン系の炭化水素だそうです。(ただし、種によって主成分が異なる)
ところで、人にとって“悪臭”と感じられる匂いでも、他の生物にとっては魅力的に感じることもあります。実際に臭角には天敵を撃退する効果があるのでしょうか?
アゲハ幼虫の天敵の一つであるアリを使った実験では、臭角の匂いの成分にはアリに対して一定の忌避効果が認められたそうです。
テルペン類は動物忌避剤にも利用されていますし、目立つ臭角がピュッと飛び出すと鳥も驚くかも知れません。臭角はある程度、身を守る役に立っているんでしょうね。
この暑さの中でも葉っぱをモリモリ食べ、順調に成育中です。
アゲハ類の幼虫は他の蝶には無い、ある特徴を持っています。
敵から攻撃を受けた際に飛び出す、臭い角です。「臭角」と呼ばれます。
臭角は、普段は頭部と胸部の間の背中側の皮膚の下に格納されているのですが、幼虫を触ったりすると、収納されていた臭角を反転させて突き出し、敵を威嚇します。臭角の表面は揮発性の分泌物で覆われていて、独特の匂いを発散させます。
昆虫写真家の海野和男氏は「小諸日記」の中で、「ぼくなどは子供の頃は、ミカンの葉のような香りに思えて、このにおいがとても好きだった。」と述べていますが、こういう人は少数派でしょう (^^;)
あの何とも言えない強烈な匂いの素は、主にテルペン系の炭化水素だそうです。(ただし、種によって主成分が異なる)
ところで、人にとって“悪臭”と感じられる匂いでも、他の生物にとっては魅力的に感じることもあります。実際に臭角には天敵を撃退する効果があるのでしょうか?
アゲハ幼虫の天敵の一つであるアリを使った実験では、臭角の匂いの成分にはアリに対して一定の忌避効果が認められたそうです。
テルペン類は動物忌避剤にも利用されていますし、目立つ臭角がピュッと飛び出すと鳥も驚くかも知れません。臭角はある程度、身を守る役に立っているんでしょうね。
で、自分も子供の頃・・・
アゲハの幼虫を見つけると、突っついて「臭角」出させて、遊びました。
みかんのような良い臭いとは思わなかったですが、嫌いじゃなかったです。
=少数派ですね。(笑)
感激しております←感激の涙デス!
このアッカンベーの姿可愛いですよね^^
以前庭で見ていた幼虫に蜂が止まったので蜂を追い払ったのですが、それっきり動かなくなってしまった悲しい経験があります。
元気で無事成虫になれますよう祈ってますよ~
を見つけると、
ちょっかいをだしていましたが
久しぶりに、臭角を出せてみました。そして、あの匂いも久しぶりに・・・
でも、臭角の匂い、嫌いじゃないという人は
意外に多いのかもしれませんね(^.^)
幼虫にはたくさんの「敵」がいますね。
モンシロチョウの卵が無事羽化できる確率は1~2%ほどだそうです。
しかも成虫になった後も、敵が少なくありません。
最近、アロマオイルに興味をもち、精油を取り扱っている店で臭いを嗅いでいましたが、マジョラムの精油の臭いを嗅いだらアゲハの臭いにそっくりで思わず笑ってしまいました。
マジョラムはシソ科なので何で同じ臭いがするのか疑問で今調べていましたが、マジョラムの香り成分にもアゲハの角と同じテルペンが入っているそうです。
面白いですね。
アゲハの幼虫匂いに似ているということは、
好き嫌いが、分かれそうですね (^^;)
私は臭いと言われている植物の、クサギの匂いは
結構好きです。