感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

徒然草17 「無常ということ」5

2009年02月25日 | 徒然草
坂口安吾が屁理屈だと決め付けた有名な言葉、「美しい花がある。花の美しさというもはない」(当麻)とは感動が最初にありきというごく当たり前の事を人々が忘れているということ言っているのである。ここでいう「花」とは、世阿弥の「花」であっても良いし、単に「花」でも又、「自然」でも良い。又優れた作品を見て素直に感動するということ。このことは、即ち製作者の動機たる感動が見るものに伝わってくること。言うまでもないが、「像(かたち)花にあらざる時は夷狄にひとし」という芭蕉の言葉は日本人の美意識を表している。小林の考えもここにあり、小林秀雄の花とは「古き美しい形」とも言える。
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八尾冬浪漫 23

2009年02月25日 | おわら風の盆
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