関連ブログ記事・・・2023/1/13付「加賀温泉駅北口が1年半前倒しで開設されたワケ」、2023/9/8付「加賀温泉駅の2023/9/初頭時点の状況(後)」
新幹線開業まであと3か月余りに迫った加賀温泉駅の状況を報告します。
地下道から北口に出ようとすると、何と閉鎖されてしまっていました・・・
閉鎖は「2023/11/1から」となっています。ちなみに、JRおでかけネット上の加賀温泉駅の構内図は、閉鎖から1か月以上経過した2023/12/10時点でも未更新です(北口が堂々存在している)。
現地掲示には理由は書かれていません。北口駅舎は本来IRいしかわ鉄道用に準備されたものなので、移行作業に伴い新幹線開業より前にいったん閉鎖されることは想定していましたが、雪が降る前とは思いませんでした・・・
ということで南側駅舎に回ると、わかりやすい掲示がなされていました。やはり、北口駅舎をIRいしかわ鉄道用として整備する工事開始に伴うもので、新幹線開業まで北口が復活することはなく、地下自由通路は再度通行できるようになるものの工事現場を避けての大回りが必要となります。
見れば見るほど大回りなことがわかります。ちなみに、北口側の地下自由通路入口には、「駅まで徒歩7分程度」の掲示がなされていました(後で紹介予定)。
そして、北陸新幹線開業後は地下自由通路が屋根工事のため再度通行止めとなり、通行止め期間中に地元住民が南北を行き来するためには再び駅構内を突っ切るための通行証が必要になるそうです・・・ 地下自由通路の本格的な利用再開は、2024年秋に高架下都市施設がオープンした後とのこと。
本当に一筋縄ではいかない状態になっていますが、関係者すべてが「全ては加賀市当局のあらゆる面からの見通しの甘さに帰結する」と考えているのでは?
(つづく) 次は、地下自由通路の大幅な迂回ルート、そしてその工事途上ぶりをレポートします。