2022/10/13付ブログ記事「幻の阪神高速泉北線→天王寺大和川線の状況(その8)」の続きです。
1年ぶりに長居駅近辺を訪れましたが、駅前の状況は1年前と全く同じで、廃駐輪場の設備さえ撤去されていませんでした。
北側には、だだっ広いアスファルト舗装された空き地が無駄に広がります。その北端部は、せっかく整備した本設の駐輪場がオーバーフローしたため再び仮設駐輪場を設置した気配がします。
南側(BRTいまざとライナーが発着する側)も、1年前からほぼ変化はありませんでした。
結局、いくら「長居公園や集客力のある競技場の最寄り駅」とはいっても、大阪・関西万博に関係しないので予算が回ってこないのかも・・・
ちなみに、阪和線の高架を走る列車から見下ろす限り、1年間で動きがあったのは天王寺~美章園間のみ(その1参照)で、具体的には
・旧鉄道病院寮の解体(都市計画道路予定地そのものではありませんが)
・高松保育所の建て替え完了に伴う道路予定地上の仮設建物の撤去
程度です。このシリーズの執筆のきっかけとなった「都市計画道路天王寺大和川線事業用地の有効活用に向けたマーケットサウンディング」についての動きは、この1年間全く聞こえてきません。