2024/10/17付ブログ記事「ららぽーと門真・京阪門真市駅発着のバスなどが2025/3/22限り消滅」の続報です。
上記ブログ記事で書いたとおり、京阪バスは「交野市南部の山麓一帯の住宅地を運行する路線」「交野市東部のJR学研都市線付近一帯の路線」をことごとく2025/3/22限り廃止します。
これら路線は2025/3/23以降、交野市が運行するコミュニティバス「おりひめバス」を大幅に拡充する形で代替します。
交野市公式サイトには2月半ばに詳細が掲載されましたが、
https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2025021200022/
交野市長のブログに、2025/2/26付でそれ以上に詳しい情報(京阪バスが撤退に至る背景なども含めて)が投稿されています。
https://ameblo.jp/keiyamamoto0312/entry-12887860218.html
「おりひめバス」は交野市の北部地域で2024/9/2から実証運行しています(緑ナンバーの8人乗りワンボックスカー使用、運賃300円均一)。2025/3/23から京阪バス撤退エリアをカバーする2路線(東部ルート・南部ルート)を運賃200円均一で新たに運行しますが、こちらは「道路運送法第78条に基づく自家用有償旅客運送」かつ8人乗りワンボックスカーを使用するので2種免許も大型免許も不要につき運転手確保のハードルは下がります。既存路線は2025/4/1からJR河内磐船駅まで延長した上で「おりひめバス北部巡回ルート」とし、運賃を200円に値下げします。
一方、「交野市南部の山麓一帯の住宅地を運行する路線」は通勤通学時間帯の利用が多いため引き続き中型バスを使用し、実際の運行は大新東に委託します。運賃は200円均一と京阪バス時代より安くなります。
そして、いずれの路線も、「交通系ICカードによる決済システムについては、令和7年6月頃を目処に導入予定です」とのこと。従来の京阪バスと同じくPiTaPaになるのか、それともICOCAの簡易型システムを導入するのか、果たして・・・