この「脱皮しない蛇は死ぬ」という言葉は、20年ほど前に、当時の小川魚仲組合のある理事から初めて聞いた言葉です。
当時、小川魚仲組合と焼津魚仲組合が合併に向けて、双方の理事による真剣な議論が行われており、特に印象に残っていました。
有名なニーチェの言葉だったことは、後から調べて分かったもので、当時は全く分かりませんでした。
今年は、ちょうど巳年、自分の経験なども加味して、生徒達に下記のような話をしました。
蛇は、成長に合わせて脱皮し、「脱皮しない蛇は死ぬ」という諺もある。
人間も同じで、成長につれて脱皮して、大人になっていく。
自分の殻は、自身の強さであったり、自信であったりするが、場合によっては、成長を妨げる弱点にもなってしまう。
自分の殻の中に閉じこもっていることは、大変気持ちの良いことだが、成長はない。
君達は、自分の殻を破る努力をしてもらいたい。
自分の殻を破ることが出来ないと、成長しないか、大人になっても歪な人間になってしまう。
先生方から指導や注意を受けると、反発する気持ちが強くなってしまうかもしれない。
自分の足りないところを気が付いてほしい。
素直な気持ちで、足りない点を補うように努力を続けることができれば、必ず自分の殻を破ることができる。
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