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異常干支と変剋律大運 - その1

2015年01月20日 | 算命学 あれこれ
昨日の記事の中で、「変剋律連運」という言葉が出てきました。
これは特殊な「大運」なのですが、この説明をする前に
「異常干支」についての説明をしなくてはなりません。

普段の生活の中で「異常」という言葉はマイナスの意味合いが強く、
これまでこちらのブログでは使用を避け、“特殊な干支”という
表現を使ってきました。

実は算命学で「異常」という場合は、単に「普通ではない」、
「多数派(7割)の中には入らない」という事を意味していて
「優劣」については論じていません。

例えば、「天才」がいたとします。
算命学では、これは「精神面」に「異常」あり、とされるのです。
なぜなら、頭脳は肉体ではなく精神の領域ですし、天才というからには
「普通」ではないから。

なので、「異常干支」をお持ちの方も、不安にはならないでください。
これまで述べてきた通り、普通の人よりも直感が強いなど、確かに
“特殊”な部分はあります。
だからと言って、一般的な意味での“異常者”ではないということは
ぜひ知っておいて頂きたいと思います。


六十干支の中で「異常干支」は十三個あります。
ただ、「異常干支」の他にも、色々と特殊な意味合いを持つ干支は数多くあり、
実はまったく普通の干支の方が少ないのだということは
あまり知られていないかもしれません。

なので、自分に「異常干支」がある場合でも、それほど重大な事として
重く受け止める必要は、あまり無いのです。

ただし、占いをする上で、これを見落とすことはできません。

もちろん、「異常干支」をお持ちの方はそれなりに個性的になるという意味も
ありますが、それ以上に、「異常干支」の有無によって
「大運」の見方が大きく変わるからです。

「大運」に「異常干支」が出ている場合、それが10年ならば単なる「異常干支大運」です。

ただ、それが20年~30年連続して続く場合は「変剋律連運」と呼び、
単なる大運とは意味が違ってきます。


少し長くなりましたので、明日はこの「変剋律連運」について
詳しくお話したいと思います(^^)





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