玉陽庵 算命学ブログ

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プロのアイドル - おまけ

2015年04月25日 | 算命学 あれこれ
手越祐也さんの事を調べていて、気になったのが、テゴマスの相性でした。
手越さんは「旺気刑」を持っているので、かなりの負けん気の強さ。
これが宿命にあると「世の中七人の敵あり」と言われるほどの熱血漢。
スポーツ選手や棋士など勝負事の世界で生きるには有利ですが、自我の強さと相まって、何かで人と組む場合、相性の合う合わないがかなりはっきりしているのではないかと思うのです。

増田貴久さんについては、実はテレビなどで私自身がお見かけする機会が少なく、愛嬌はあるものの、あまりでしゃばらず、のほほんとしておっとりした印象しかありませんでした。

手越さんの星を見るまでは、テゴマスは「息の合ったユニット」という印象しかなかったのですが、星から見ると、一体どのような相性なのかと気になってしまったのです。

増田さんの陰占・陽占は、こちら。


  己 甲 丙
寅 酉 午 寅 戌
卯 辛 丁 甲 亥


    玉堂星 天極星

鳳閣星 龍高星 牽牛星

天貴星 牽牛星 天禄星


手越さんは「甲」の方ですから、日干干合で、心がしっかり結びついていますね。
年柱「丙寅」も手越さんの月柱「辛亥」「と「干合支合」。
月柱「甲午」も手越さんの日柱「甲子」と納音で、非常に信頼が厚い関係。

行動領域もきちんと一部が重なっており、お互いが独自の領域を持ちながらも、理解し合える部分を持ち合う良い関係です。

また、面白いことに、このお二人の場合、相手に合わせているのは手越さんの方。

「甲己化土(こうきかど)」と言って、干合変化後はどちらも「土性」に変化する組み合わせ。
ですが、増田さんはもともと「己」で土性なので、結局は変わらないのです。
むしろ、相手に合わせて変化しているのは「甲」である手越さん。

コンサートなどでのお二人について、「自由に振る舞う増田さんを、コントロールしているのが手越さん」とおっしゃるファンの方の感想などもお見かけしました。

どうやら、一見手越さんの方がやんちゃそうに見えるものの、実際は増田さんの方が自由人であるようです。

お二人の陽占を見比べても、実は情熱的な改革精神を持っていたり、意外と無茶な行動をするのは増田さんの方。
そろそろ「天禄星」が輝き始めるので用心深さや堅実さが出てくるとは思いますし、元来「天貴星」で真面目な部分もお持ちですから、本当の無茶はしないと思います。
しかし、胸に龍高星をお持ちですし、玉堂星も生年天中殺の影響を受けて龍高星的に変化していますから、やはり「日本人的常識」の枠内に収まる方ではありません。
プライドの星である牽牛星が龍高星を応援しているので、「人と同じ」であることを、彼自身のプライドが許さないでしょう。
既存のものでも不必要であればためらいなく破壊し、そこに新たなものを創造する能力は秀でています。
常識派の人にとっては度肝を抜かれるような言動もあるはず。

しかも、増田さんは行動領域四領域で、陰占に半会をお持ちの「天才」タイプ。
夢や理想が非常に大きく、日常の細かな事は気にしないタイプなので、ますます一般人には理解できないでしょう。

この増田さんをきちんと理解し、繊細な感性や完璧主義、和合協調性を発揮して現実的なフォローするのが手越さんなのだと思います。

テゴマスの美しいハーモニーには、確かな歌唱力や芸術性だけでなく、本当に息ぴったりといった相性の良さも一役買っているのかもしれませんね(^^)

蛇足ではありますが、現在、他のNEWSのメンバーよりも露出が少ないと感じる増田さん。
実は、単にブレイクする時期が来ていないだけで、大運天中殺と同じ扱いとなる30年間の変剋律連運がこれから来るのです。
おそらく、30代半ばには、大きく羽ばたくことになると思いますよ(^^)



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プロのアイドル - その2

2015年04月24日 | 算命学 あれこれ
昨日の続きで、NEWSの手越祐也さんについて。

非常に頭の良い方で、プライドも高いのに、なぜ卒業寸前だった大学を中退してしまったのだろう?と疑問に思った方はいらっしゃいませんか?

実は、彼のエネルギー値にも、色々なヒントがあります。

     水性 57
金性17  木性 73  土性 0
     火性 8

総合エネルギー値:155

ご覧のとおり、彼の総合エネルギー値は男性としては低く、専業主婦レベルです。
このようにエネルギーが低い方というのは、実は一つの事、特に好きな事に対する集中力が非常に高いという特徴があります。
その反面、あれもこれも同時に抱え込むのは不得手。
なので、不必要になったものはいつまでも手元に置かず、さっさと切り捨てる傾向があります。

性格的に、NEWSが大変な時期に自分の学業を優先したり、のんびりと留年していつまでも学生と芸能人を並行してこなすことができなかったのでしょう。
どちらが自分に大事か判断して、優先順位がはっきりしていた為に、学業を切り捨てる結果となっただけだと思います。

また、ぜひ注目していただきたいのが「土性 0」。
土性はすなわち、引力本能、魅力本能を表すもの。
数値「ゼロ」は「無限大」につながるものですから、彼が人を惹きつける力は並ではありません。
陽占に「禄存星」が無くても、それを補って余りあるものが、これ。

しかも、ご本人の本質の場所にフェロモン星である「天恍星」がありますから、アイドルとしては鬼に金棒。
これらの天性の魅力に、芸術性、頭の良さ、仕事熱心さや、自分の役割を全うしようとする責任感の強さなどが加わって、今の手越さんの人気があると言って良いでしょう。


少し気になる点としては、体力の問題。
運動神経の良さ、身体能力の高さは、もはや言うまでもないと思います。
陰占にも「辛亥」をお持ちなので、ある種、霊力が身体に宿っている人。どこか天才的な身体感覚をお持ちだと思います。

ただ、エネルギー値の低さと「天将星」というエネルギー放出口の巨大さというアンバランスは非常に気になります。
ここぞという場面では人並み以上に頑張れますが、消耗は免れず、後日倒れてしまったりするのです。
「丁」の器に入った「調舒星」にも欠点が体力に出やすいとありますから、なおさら心配ではあります。

ただでさえ、芸術的な活動は「洩気」と言って、自分のエネルギーを洩らす活動なのです。
常日頃から、一気にエネルギーを使いすぎないよう、注意が必要でしょう。


また、「天恍星」も要注意。
この星を持っていて異性問題を起こす人は、繰り返し異性問題を起こすと言われます。

本来華やかな星ですから、異性にモテることや異性と噂になる事は自然な事。
ただ、度が過ぎて自分や相手が傷つくような「問題」になると厄介です。
というのも大きな失敗を重ねてしまうと、今の地位を失うだけでなく、この星の「色事の因縁」を強化してしまうから。

手越さんは、ただ表面を飾っているだけのアイドルではありません。
天性の魅力、才能、そして非常に高いプロ意識に支えられた貴重な存在です。

ぜひとも、体力や異性問題に気を付けて、今後も「プロのアイドル」として活躍していただきたいと思います(^^)





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プロのアイドル - その1

2015年04月23日 | 算命学 あれこれ
最近はジャニーズのタレントと言っても、本格的な俳優としての活動だけでなく、MCやニュースキャスターにまで活躍の場が広がりましたね。
これに伴って、いかにもアイドル、といった王子様オーラを振りまく方が少なくなった気がします。

そんな中でも、「プロのアイドル」と呼ぶにふさわしい異彩を放っているのがNEWSの手越祐也さん。
自然体の姿を見せようとするタレントさんが増えた中で、彼ほどキラキラのアイドルオーラを手ぬかりなく放っている方は、逆に珍しい存在かもしれません。

バラエティー番組では視聴者も度肝を抜かれるような体当たりな事をされていたりしますが、ファンが喜ぶような事には一切の衒いを見せず、全力で「アイドル」としての役割を全うする姿勢には、もはや尊敬の念を抱いてしまいます。

彼は、いったいどのような星の持ち主なのでしょうか?

彼の陰占と陽占はこちら。


  甲 辛 丁
戌 子 亥 卯
亥 癸 甲 乙


    調舒星 天将星

玉堂星 貫索星 石門星

天恍星 牽牛星 天貴星


手越さんは、よくメンバーから「一人っ子だから」といじられたりするそうですね(^^)
これはおそらく、中心星の「貫索星」が「甲」の器に入っているからではないかと思われます。

貫索星をお持ちの方は基本的に自我心が強いですが、これが「甲」という、いわばクリスタルの器に入っているので、この自我心が周囲にとてもストレートに見えてしまいます。ある意味、とても正直な我の強さ。
ただ、社会、友人知人の場所に「和合協調性」に富む「石門星」が出ているので、このことで敵を作ることは少ないでしょう。

こちらの「石門星」は「乙」という中身の見えない器に入っています。「乙」は十大主星に直訳すると「石門星」ですから、これは「石門星の中の石門星」と言えるでしょう。清濁併せのむ器量があり、簡単にお腹の中を見せてくれる人ではありません。
もちろん社交性も高くなりますし、視野も広く、多方面で活躍するできる性質も持ちます。
歌やドラマだけでなく、バラエティーやサッカー番組のMCもこなせる器用さはここから来ているのでしょう。

手越さんと言えば歌唱力の高さに定評がありますが、これは明らかに「調舒星」が輝いているからでしょう。
この「調舒星」は「丁」の器に入っており、「内面の暗、外面の明」と言われます。
これは「天恍星」の特徴にとても似ていますね。
実際、この調舒星は芸術性に現れると言い、音楽や詩などに才能が出ると言われています。
個人的にもボイストレーナーについて学ぶなど、ご本人の努力は忘れるべきではありません。
ただ、この努力が実を結ぶ下地となる才能は、きちんとお持ちだったのです。


西の「玉堂星」は、奥様にするならどこか奥ゆかしい、知性を感じさせる女性を選ぶ、という意味もあります。
が、ご本人ももちろん頭の良い人。
「癸」の器に入った「玉堂星」は知恵者としての面は地味で目立たないと言われますが、これこそ本物の知恵。
何でも素直に吸収していきます。
実際に、仕事が忙しくなって堀越学園に転校する前は偏差値の高い有名私立校に通われていたのだとか。
しかもこの「癸」の器に入った「玉堂星」は、学者・芸術家的であると言います。
単に頭が良いだけでなく、芸術方面の才能も後押ししてくれる星のようです。

最後に「牽牛星」。
南の「牽牛星」は皆の人気者でいたいという気持ちが強いと言われ、その根底にあるのが自己愛とプライドだと言われます。
ある意味、「禄存星」的な星。
芸能人にはうってつけの星ですね。
しかも、「辛」の器に入っており、美意識、特別意識が強いと言われます。
一人だけ専属のヘアメークさんを付けたりする行動は、この辺りからきているのかもしれません。

また、そろそろ中年期の「天貴星」が輝き始める時期に入っていると思いますが、この星もプライドの高い星。
ただ、そのプライドがある故に何かを任されると一生懸命、真面目に取り組み、努力を惜しみません。
アイドルとしての自分の役割を徹底的に努め上げる彼の姿勢は、この辺りからきているのでしょう。

また、この「天貴星」も芸術方面の才能を示しており、現在の手越さんのご活躍を見る限り、とても開放的で様々な方とのコラボができるタイプの輝き方をしているようです。


少し長くなりましたので、この続きはまた明日(^^)





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親を越えられるか

2015年04月21日 | 算命学 あれこれ
算命学では、本来、目上は越えるべき存在と見ています。
社会では上司を越え、家族では親を越えるのが恩返しとなる訳です。

実際に親を人間性、社会性、財産などで越えられるかどうかを見る占術があります。
ある調査で、親を越えたと思われているタレントさんNo.1に選ばれていた宇多田ヒカルさんを例に見てみましょう。
(ほとんどの方はご存知だと思いますが、お母様は歌手の藤圭子さんです)

まず、宇多田さんの陰占はこちら。


  丁 癸 壬
寅 未 丑 戌
卯 己 己 戊
  丁 癸 辛
  乙 辛 丁

ご本人は日干の「丁」ですね。
算命学では、「六親法」という方法を使って、お母様、お父様の星の有無を見ます。
本来、「丁」の母親は「甲」ですが、宇多田さんの宿命には「甲」がありませんね。

このような場合、陰陽が違う、同じ五行で代用します。

結果として、お母様は「乙」。
お父様は本来その干合相手である「庚」ですが、こちらも存在しないので陰陽違いの五行で代用して「辛」。

ここで、ご両親の星が「乙」と「辛」ということになります。

親を越えられるか、越えられないかの判定は、この両親の星が出ている場所で見ます。

宇多田さんのご両親は天干でなく、蔵干に出ていますね。
このような場合、宇多田さん本人は「ご両親を越えられる」と判定できるのです。

お母様の藤圭子さんも今も歌謡史に残るような大ヒット曲をお持ちの歌姫ですが、確かに、宇多田ヒカルさんの活躍の場の広さ、自分で作詞作曲までできる才能、ヒットの規模など、あらゆる面で親御さんを越えたと言って良いと思います(^^)

ちなみにこの占術、宿命天中殺があったり、ご両親の星を「座」で取る場合などはそのまま使えないのでご注意下さいね。
また、天干であっても南の位置(月干)に出ている場合は越えられるとする意見もあり、なかなか難しいようです。




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基本が大切です

2015年04月19日 | 算命学 あれこれ
こちらのブログでは算命学の面白さをお伝えするために、要所要所でかなり高度な内容を織り交ぜてお話している場合があります。
もちろん、すでに算命学を習得されている方や、師範科などでお勉強されている上級者に当たる方にとってはお馴染みの内容だと思いますので、何ら問題はありません(^^)

ただ、まだ算命学のお勉強を始められたばかりの方、きちんと師についてお勉強をされていない方にとっては、実はこのような内容は諸刃の剣。
実例を交えてお話しているので理解したつもりにはなりますが、基礎がきちんと出来ていない段階では、本当の意味では身につかないからです。

何度かお話したかもしれませんが、「知っているつもり」「理解しているつもり」の知識ほど危ういものはありません。
また、その「つもり」になっていると、それを実際にお勉強する際、その気持ちが邪魔をして正確な知識がきちんと頭に入ってこない場合があるのです。

このブログは、あくまでも「よもやま話」。
「へ~、そんなこともあるんだ」「算命学って面白いな」と楽しんでいただければ、それが一番。

ただ、ここから何かを「学ぼう」とされることは、正直、おすすめできません。

算命学には、きちんとした体系があります。
カリキュラムも、算命学と言う精神世界に肉体をゆっくり馴染ませる手順を踏んでおり、実によくできていると思います。

この学問体系は、基礎からきちんと順を追って学ぶ事が大切。
なので、あちこちのブログを渡り歩き、つまみ食いをして学んだ内容は、正直、本当に学ぼうという人にとっては邪魔にしかなりません。

算命学の内容は深く、また量も膨大です。
すべてを会得しようと思うなら、一つ一つの知識をきちんとして形で積み重ねることがとても重要になります。

「基礎」は、すなわち「土台」の部分。
この部分を疎かにすれば、その上のものすべてが、いつかは崩れてしまいます。

私が実際に鑑定を始めて痛感したのは、最初の1年目に習った基礎の重要性。
もちろん、師範科や臨位で習った技術的な内容は非常に役に立ちます。
しかし、最も肝心な内容は1年目のノートに書いてあった・・・という経験を何度もしました。

お勉強を続ける上でも、実際の鑑定をする上でも、「基礎」はとても大切。
算命学には、「引き算」はありません。
個人の宿命を見る際にも、色々な意味合いはどんどん「足し算」するもの。
お勉強もまた、同じ。
どんな高度な内容も、すべてこの「基礎」の上に「足していく」べきものなのです。

お勉強を始めて間もない方はもちろん、数年経った方も、入門科の内容、きちんと覚えていますか?
十大主星の意味、十二大従星の意味、それぞれの特徴など、必要のない内容など一切ありません。
位相法も、簡単なようでいて、本来の意味を案外忘れがち。
半会にも「正気半会」「雑気半会」という種類があることなど、きちんと覚えていますか?

少し高度な内容に入ってくると、案外初歩の知識は抜け落ちて行くもの。

中級、上級の皆様も、ぜひ入門科のノートをもう一度広げてみて下さい。

これから学ぶ方は、ぜひ、丁寧に、しっかりと基礎の部分を学んで頂きたいと思います(^^)



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