どんよりとした曇り空、一雨降ると風は北風に変わり、冬の寒さが戻ってきそうです。
・・・・・・・・って、げぇ~~~雷ダァ!凄い雨ダァ!
今日、新聞を読んでいて始めて知ったのですが『月刊PLAYBOY』が終刊になったそうですね。
『月刊PLAYBOY』といえば、私などはまさに思春期まっただ中に創刊され月刊誌で、当日売り切れ状態だった創刊号もみんなで廻し読みしたことを思い出します。
- 創刊号では、米国の作家ノーマン・メイラーがボクシングのアリとフォアマンの対決をルポした「ザ・ファイト」を米国版から転載。日本版ではさらに、日本の作家による紀行ノンフェクションや、各界の有名人が登場するインタビューも柱となった。(本日の朝日新聞『もっと知りたい!』より) -
もちろん、当時思春メラメラの我々は、プレイメイトの圧倒的なエロに期待する気持ちが大きかったのですが、日本版『月刊PLAYBOY』はいわゆるエロ本というジャンルでは無いことをたしかに創刊号からも感じとれましたよね。
今日の記事で創刊に携わった広谷氏が、創刊に際しては小田実や先日お亡くなりになった筑紫哲也の助言を受けたとおっしゃっていることに「なるほど」と思ってしまうほど、読みごたえのある記事が多かったように覚えています。
ただし、いかにエロ本とは一線を画す雑誌であったとはいえ、当時の我々の年齢では本屋で堂々と買うには勇気が必要だったりして、私などは「ようでけん」の方でありました。
それでもジャズ喫茶に通ってくる一人の友人が毎月欠かさず購入していたおかげで、私は買わずして創刊から一年ほどは毎刊読ませていただきましたけどね。(笑)
そんな私も、その後は『月刊PLAYBOY』を毎月読むといったこともなく、たまに本屋で立ち読みをする程度になってしまいました。
「やっぱり、パツキンより日本人が好きだったからなぁ」
って、そういう問題ではなかったんですけど。
こと購入となると、ここ数年に何度かJAZZの特集を組んだ号(しかも全部ではなく一部)くらいで、『月刊PLAYBOY』の売り上げにはほとんど貢献しないままに終刊になってしまったのですねぇ。
- 雑誌は生きもの。PLAYBOYは役目を終えた -
とは、出版ニュース社の清田代表。たしかに時代遅れの雑誌になってしまったのかもしれません。
が、買ってもいなかったくせに、なんとなく終刊を寂しく思う私なのであります。
今晩は1986年の「PLAYBOY JAZZ FESTIVAL」の映像が我が家にありますので、それでも見てみようかなぁなんて思っています。(日本版『月刊PLAYBOY』には、ほとんど無関係ですが。笑)
さて、今日の一枚は、ポニー・ポインデクスターです。
おそらく我がログでは初登場ではないでしょうか?
今日の昼、始めての店で昼食をとっておりますと、BGMはジャズ(最近多いですよね)しかも時期ですねぇクリスマスソングが流れていました。
入ったときには、ライオネル・ハンプトンでしょうか「WHITE CHRISTMAS」が流れていて、次はカーメン・マクレーですねぇ「CHRISTMAS SONG」そんでもって、その次に流れたのが「RUDOLPH, THE RED-NOSED REINDEER」・・・・
「むむむむむ、このナマリがあるようなソプラノサックスは・・・・・」
間違っているかもしれませんが、ポニーちゃんだと思うんです。
「いや、間違いなくポニー・ポインデクスターだ!」
と結論づけ、今日の一枚になったと、まっそんなわけです。(笑)
ポニーを聴き込んでいない私が判断するには、あまりにいいかげんでありますが、この人のソプラノは間違えようがない気がするんです。
ポニーのサックスを出身地のニューオリンズっぽいとか、アフロ・キューバに云々カンヌン・・・と表現される方もいますけど、私にはそれだけでは無いように思えます。何処かなんとなく臭いんですよねぇ特にソプラノが(笑)
この人のなんというか独特の節回し?ノリ?は、きっと好き嫌いがハッキリするんだろうなぁ。
ともかく、そんなポニーちゃんのリダー・アルバムとしては、唯一所有する一枚です。
なんだか、今までの説明を聞いていると、私がポニーを嫌っているように思われるかもしれませんね。でも、このアルバムはなかなか面白いですし、聴いて損は無い一枚だと思います。
私的には、トロンボーンの入らないブッカー・アービンと二管での演奏のほうが好きで「4-11-44」あたりが好みでしょうか。
GUMBO ! / PONY POINDEXTER
1963年6月27日録音
PONY POINDEXTER(ss,as) BOOKER ERVIN(ts) AL GREY(tb) GILDO MAHONES(p) GEORGE TUCKER(b) JIMMIE SMITH(ds)
1.FRONT O' TOWN
2 HAPPY STRUT
3.CREOLE GIRL
4.4-11-44
5.BACK O' TOWN
6.MUDDY DUST
7.FRENCH MARKET
8.GUMBO FILET
追伸、
ニール・ヘフティがカウント・ベイシー・バンドのために書いた「LITTLE PONY」の「PONY」とは、ポニー・ポインデクスターのことです。
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