


昨年11月、免許を取りに行く前ドイツへ視察研修に行ってきた。
ドイツでは50年の歴史を経過し「マシーネンリング」と言う農作業の受委託組織が整っている。
農業の仕事をサポートするため、受託会社は土建・公園整備・バイオガス・間伐材の固形燃料製造等、あらゆる仕事を行政ぐるみで行っている。
私の住んでいる地域の農業は「酪農専業地帯」で、今後10年間で現在の18%が離農すると予測している。
実際には、10年間ではもっと高い数字になるのではと危惧している。
そして、60歳以上の経営者は28%台を推移する事になる。
この60歳以上の経営者は、いつ止めてもおかしくない生産環境であると思われる。
そこで、こうした経営者も含めて一年での長く経営を継続出来る支援体制が、地域で必要だと考えている。
これは農業に関した事だけではない。
また、日本の場合はすべて支援企業任せではなく、周りの住民(農業者)も含めて、支援しあえる環境が必要ではないか・・
ドイツは、効率を高めるために機械化が進み、機械は大型化し、その導入のリスクに耐えれことが出来ず「マシーネンリング」に移行してきたと聞いている。
日本もドイツも昔は、隣近所で「手間返し」で互いに助け合っていたが、機械化が進み、作業終了後一杯やって終わりとならなくなった。
機械の燃料代・償却費など互いに気軽に頼めなくなった。
私の住むこの田舎の基幹産業は、農業と漁業です。
この基幹産業に私を含め多数の世帯がぶら下がっています。
その産業の衰退は、この地域の住民の減少に直結します。
さて・・さて・・この基幹産業を支えるためには、我々高齢者も何かの形で応援しないとヤバい気がしてます。
かと言って、大きなリスクを背負うことも出来ない。
これは・・行政にもお願いしないと駄目かなあ??
結局私の大型免許等の資格は生かしきれるのか?ふーん・・・どうでしょう?!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます