昨年暮れの26日に名古屋市守山区の常雲寺にある珍しい“狛猿”について書いたが、狛猿が「見ざる」と「聞かざる」の一対の猿2匹だけで、もう1匹の「言わざる」の猿が見当たらなかった。
今頃になって気付いたのだが、「言わざる」の猿が左側の「見ざる」の猿の前に抱えられるように座っているではないか。やはり3匹揃っていない不自然さが気にはなっていたが、まさか小猿が一緒だとは思わなかった。当然同じ大きさの狛猿が別々にいるのだろうという勝手な先入観から、つい見落としていた。我ながら観察力のなさを痛感しているが、先入観だけで勝手に思い込んではいけないという教訓でもあろう。