キタテハ
2017-11-24 | 昆虫
昨日載せたヒメアカタテハと一緒にツワブキの花に来ていたキタテハ。キタテハもヒメアカタテハも夏の後半から晩秋になるとよく見掛ける。ヒメアカタテハは花の蜜しか吸わないのに、キタテハはむしろ樹液や熟した果実によく集まって来るが、樹液がなくなる秋には花に来ることも多いようだ。夏に羽化した夏型と秋に羽化し成虫で越冬する秋型がいて色合いが多少違うが、夏型も秋型も、後翅の裏側にあるアルファベットのCに似た小さな白い模様が特徴だ。よく似た仲間に、翅の輪郭の切れ込みが深く形がやや異なるシ-タテハや標高の高いところにいるエルタテハというのもいる。いずれもアルファベットのCとLに由来する名前だ。