まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

遍路道 無心無心と モズの声

2013年09月18日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。気温は16度から29度、湿度は80%から46%。お昼過ぎには30度に届くかと思うような暑さになった。

 

 こんなに天気がいいのだから、どこかにお出かけしないと「引き籠もりおじさん」と云われそうなので出掛けてみた。

 

 高松市亀水(たるみ)町にある「瀬戸内海歴史民俗資料館」通称「れきみん」と呼ばれるミュージアム。ここで、テーマ展「直島の歴史と民俗」が3月12日から9月23日まで行われているというので、どんなものかとやってきたわけ。

 

 今回は、ここに保管されている直島の資料1万数百点の中から、直島の歴史、特に幕末の異国船の海岸取締や崇徳院神霊京都遷還史料をはじめ、直島の廻船や漁業に関わる史料、また直島の鯛網に関わる民俗資料などを紹介している。アートだけじゃない、直島の豊かな、知られざる歴史や民俗を見ることができる。これは鯛網漁の時に網元が着た「刺し子ドンザ」という着物。模様の異なる見事な刺し子が施してある。

 

 こちらは直島の見地帳。

 

 江戸時代を通じて直島の統治に深く関与した三宅家(通称「おおみやけ」)に伝わった古文書の中から、の神職任命状。怨霊ととなった崇徳上皇の木像を京都に遷座するなど活躍した人だそうだ。

 

 

 今から400年以上前、このあたりに牛鬼という怪獣が住んでいて人畜を害していた。それを山田蔵人高清という弓の威名人が退治したという話が残る「根香寺(ねごろじ)」に寄ってみたが、紅葉はまだまだ遙かに遠い・・・。

 

 これがお寺に伝わる「牛鬼」の角(つの)と言われているもの。

 

 この頃になると気温が上昇してきて暑くなってきた。そこでエアコンを入れて走ることになった。

 

 今日のおうどんはここになった。坂出市府中町にある「やまだうどん額店」。府中町から飯山に抜ける額坂手前にあるセルフのお店。

 

 今日は暑い・・・ということで、「ぶっかけうどん小の冷や」をお願いした。これで240円。最近は夏ばてでもないのだろうが、朝昼兼用でこれ一杯のみ。だんだんと胃袋が縮んできたものだろうか・・・。

 

 ソバの白い花が目立つ時期になってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「がんばらなくてもいいからあきらめないで」というもの。 鎌田實さんの言葉らしいが確かではない。病院などではよく言われること。「病人にがんばれって、なにをがんばるの」って言われるのだとか。がんばってもどうしようもないから病院にいるのに・・とも。いくら努力してもどうにもならないときだってある。そんなとき、「あきらめないで」って言う言葉もむつかしい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。



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