特技と言って良いのか分かりませんが、手旗信号やモールス信号もできます(モールス信号は忘れている部分もあります)
昔(小学校時代から大学生まで)、ボーイスカウトに入っていました。
その時に教わったのが手旗信号です。
当時(特に戦時中)ではい中は音を出せば受信されてしまいますので、見える範囲で紅白の旗で通信し合っていました。200~300メートルくらいの見える範囲は届くのでしょう。
手旗信号は、簡単に言えば相手から見てカタカナの字を作るのです。
体と旗の位置で分かるのです。
「ア」は相手から見て左腕を横に延ばして、右腕は斜め右に「フ」にして、あとは右腕を斜め上にあげて、左腕は斜め下の「ノ」となるように旗を振るのです。図の9と3を合わせて「ア」の字になります。
「ノ」は簡単ですね。3の左手を斜めに上げて、右手は斜め下にすると「ノ」に見えます。
こんなのが特技としても、今では使い物にならないのでしょう。
女房との会話も音のない無言の世界が多くなりました。
お~いと声を出しても、意味が通じないようです。(お茶は出てきません)
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モールス信号は一つだけ覚えて置いても良いのかも知れません。
「S」はトン・トン・トンと3つ叩きます。「O」はツー・ツー・ツーの3回長押し(引っかく)します。
これを合わせると「S・O・S」の救助信号になります。
よく、遭難した時に船底を叩いて、「S」のトン・トン・トンと3つ叩き、次に「O」の削るようにツー・ツー・ツーと3回引っかき、また「S」のトン・トン・トンと3つ叩けば、「S・O・S」になります。「トン・トン・トン ツー・ツー・ツー トン・トン・トン」が「SOS」です。
何かあってからでは困りますが、覚えて置いても良いのでしょう。
和製モールス信号を覚えるには、例えば「イ」はイ・トー(伊藤と覚えました。
「ロ」は路上歩行で、路はトン・上はツー・歩はトン・行うはツーで、「ロ」になります。
「ハ」はハーモニカで、ツー・トン・トン・トンです。
これ以上知りたい方はネットをご参照ください。
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南極の越冬隊との通信は当初はモールス信号を使っていたようです。
夫婦の会話です。「オマエ」「アナタ」この3文字で相手の気持ちが理解し合えたのです。
ご夫婦の会話がすべて詰まっています。
私のように晩酌で酔って管を巻いている家庭(夫婦)とは異なります。
ちなみに、管を巻く(くだをまく)の意味ですが、取り止めのないことをくり返し言う。
とくに、酒に酔ってくだらぬことをくどくどと言う。
「少し酒が入ると、だれ彼となく捕まえて管を巻くので、彼はみんなに嫌われている」
私を言っているようです。
では語源ですが、管(糸繰り車の紡錘(つむ)に挟んで糸を巻きつける小さな軸)に糸を巻きつけるとぶんぶん音を立てることからとも、また、糸車の管に糸を巻き取る(同じ動作を何度もくり返す)作業を「管巻き」といったことからともいうようです。
年齢の行った夫婦の会話(一方的ですが)、管を巻くことが多くなりました。
「オマエ」「アナタ」で済むような夫婦でいたいのですが・・・。
yuki75
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