奥川幸子氏の著書「身体知と言語」を読みだした。多いに参考になる。
たとえば、専門職とクライアントの間には「情報の非対称性」があることは周知の事実だが、氏は情報の非対称性を埋める言語を主張されている。
私見だが、ケアマネジャーの立案するケアプランのほとんどは正しいのだろう、しかし、それでもお客様からのケアへの協力が少ない、時として文句を言われる。
専門職として正しいことを行なっているのは間違いないのだが、その説明がお客様の気持ちに「寄り添った」かたちでコミュニケーションが取れていない場合、どんなにいい内容のケアプランを提案し実行してもうまくいかない。
このことを氏は専門職の陥り易いことと指摘されている。さらに専門職であるからクライアントの訴えを類型化してケアをパターン化することの危険性も指摘されている。
当社のことで言えば、いまケアマネジャーの採用を行なっているが、こちらの条件ばかりを主張していたような気がする。働く者の気持ち、働く側の将来の見通しというものが見えない条件ではなかったかと反省している。働く者としての将来はやはりその事業所の方向に左右されるわけで、会社の方針、事業の目的や事業展開なども説明しなければ働く者の生活が見えないし安心して身を会社に委ねるわけにはいかないです。
たとえば、専門職とクライアントの間には「情報の非対称性」があることは周知の事実だが、氏は情報の非対称性を埋める言語を主張されている。
私見だが、ケアマネジャーの立案するケアプランのほとんどは正しいのだろう、しかし、それでもお客様からのケアへの協力が少ない、時として文句を言われる。
専門職として正しいことを行なっているのは間違いないのだが、その説明がお客様の気持ちに「寄り添った」かたちでコミュニケーションが取れていない場合、どんなにいい内容のケアプランを提案し実行してもうまくいかない。
このことを氏は専門職の陥り易いことと指摘されている。さらに専門職であるからクライアントの訴えを類型化してケアをパターン化することの危険性も指摘されている。
当社のことで言えば、いまケアマネジャーの採用を行なっているが、こちらの条件ばかりを主張していたような気がする。働く者の気持ち、働く側の将来の見通しというものが見えない条件ではなかったかと反省している。働く者としての将来はやはりその事業所の方向に左右されるわけで、会社の方針、事業の目的や事業展開なども説明しなければ働く者の生活が見えないし安心して身を会社に委ねるわけにはいかないです。
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