はーちゃんの気晴らし日記

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新年のスーパーで

2020年01月14日 | 思ったこと
私がいつも行くスーパーの一つに、食料品しか扱っていない小さなスーパーがあります。
魚や肉の質が良く安いので、休日は駐車ができないくらいの混雑になります。

そのスーパーは、週に一度必ず休業し、お盆や年始には一週間近く休業します。
年中無休や年始は元日だけというお店が多い中、珍しいくらいきちんと休むお店です。
今年の年始は、曜日の並びが上手くいかなかったせいか、そのお店は元日から5日まで休んだのですが、6日は日曜日なので、開店することにしたようです。
本来なら休みにするはずの6日なので、開店時間を遅くして閉店時間は早めにするという不定期な営業でした。

その日、お店へ行ってみると、店の前には車が溢れていて、店の入り口はものすごい人だかり。
いつも混むと言ってもさすがにそこまで混むことはないので、いったい何があったんだろうと思って見てみたところ、『11時開店』という大きな看板が見えました。
いつもは、9時半開店なのですが、その日は11時開店だったため、開店を待っている人がお店の敷地にあふれていたようです。
私は、それを見て、先に大型スーパーで買い物をしてから、そのお店へ行くことにしました。

私が、そのお店に行った時、男性が怒鳴るような大きな声が聞こえてきました。
「いやだな。何かトラブルがあったのかな?」
と思いました。
私が先日書いた「新年早々腹立つ出来事」があったばかりなので、「お店でのトラブルは嫌だな」と言う感覚が戻って来て、なんだか自分が怒鳴られているような気分になりました。
その男性は、
「ちょっと!待てよ!」
と大きな声を挙げています。そして、
「そのまま行っちゃうつもりなのかよ!」
と言っています。
その男性の方を見ると、男性が立っているのは自転車置き場の前でした。
普段は、せいぜい5台前後の自転車が並んでいるだけなのですが、その日は、自転車がずらーっと止められていました。
その中の自転車の一部が倒れていて、男性はその前に立って怒鳴っていたのでした。
「そのまま行っちゃうのかよ!」
と言われた女性は、お店の入り口まで来ていたのですが、男性に怒鳴られて、怒ったような顔をして、くるりと踵を返し、自転車置き場へ行き、倒れた自転車を直していました。
自転車が倒れた場面を見ていたわけではありませんが、何らかの理由で女性が自転車を倒してそのまま行ってしまったので、それを見ていた男性が直すように言ったようです。
その後の事は、見ていませんでしたが、女性が自転車を直しに行ったことで、多分、事は穏便に済んだんだろうと思いました。

さすがのおっちゃんだなと思いました。
もちろん、自転車を倒したまま行ってしまおうとした女性が悪いのですが、私にはあんな風に注意する勇気はないなと思いました。
たぶん、見て見ぬふりをして通り過ぎてしまうだろうと思いました。

「自分の主張はしっかりする!」「良い人になろうとしない!」
これが私の今年の目標なのですが、この光景を見て、自信がなくなりました。
私の目標が揺らぎそうになりました。

急にはできないことだと思うので、「そういう心がけ」ということで、やってみようかなと思っています。






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