はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

2014年05月17日 | 出来事
弟は、今日もまだ警察署に置かれたままでいます。

昨日、千葉の警察が家の中の写真を撮りに来る予定だったらしいけれど、警察署管内で事件が起きてしまい、人員不足で写真を撮りに行くのは明日以降になったと連絡があったそうです。
電車の中での突然死ということで、警察としては事件性を疑ってのことだとは、思います。
それにしても警察は、家族の気持ちをどう思っているんだ!と私は憤慨しました。
すでに亡くなってしまった弟を「物」のように思っているとしか考えられません。
弟の奥さんは穏やかな人で、事を荒立てたり、怒りを表現したりする人ではないので、言われるままに抗議もしないのだと思います。

昨日は、弟の家が留守になってしまうと思ったので、行っても仕方ないと思いましたが、そういう事だったら、弟がいなくても行ってみればよかったと思いました。

弟が倒れた時、電車の中にたまたま医師が乗っていて、緊急の措置をした後、次の駅で降ろしてAEDをしてくれたそうです。
でも、弟がよみがえることはなかったようです。
それだけ助かる条件があったのに、弟はダメだったようです。

我が家全員が、あまりに突然の出来事に大きな衝撃を受けています。
息子や娘はもちろんですが、娘のダンナも仕事を早めに切り上げて帰ってきたと聞きました。
「早く帰ってきても仕方ないのはわかっているけど、ただ職場にいられなかった。」
と言っていたそうです。

弟の存在は、皆にとってそんなに大きなものだったというのを改めて感じています。
主人も泣いていました。
主人が泣いたのを見たのは、結婚以来二度目です。
私たちが結婚したばかりで主人の父親の余命が幾ばくもないというのを知ったとき以来だと思います。
主人は、めったに泣かない人だし、あまり感情を表に出さない人です。
その主人の嗚咽を聞いた時は、正直驚きました。
それほど、主人にとっても私の弟の存在は大きかったようです。

弟は、5月23日が誕生日です。
来週、弟は61歳になるところでした。
早すぎると思います。

今日こそ弟は帰ってこられるんだろうと思っています。
早く弟に会いたいような弟の姿を見たくないような思いもあります。
弟の死を実感として受け入れたくない気持ちです。

私の家族もそれぞれが大きな衝撃を受けていますが、弟の家族はどれほど大きな衝撃を受けているかと思うと、自分の悲しみを云々している場合ではないだろうと思っています。


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